節約にならない!?じつは買いだめしてはいけないもの3選
2024/10/08
セール中に買いだめして、節約をしている人は多いのではないでしょうか。セール価格でまとめ買いできたら確かにお得なのですが、じつは買いだめしない方がいいものもあります。
コスパ最重視のFP主婦さくのんさんに、買いだめしてはいけないものを教えてもらいました。
1.食品のまとめ買い
食品のまとめ買いは、買い出しに行く機会が減るので、お金を使う機会が減り、節約になるのですが、節約にならない場合もあります。安売りしているお肉やお魚、野菜をまとめ買いして、冷凍保存を活用したり、すぐに食べられればいいのですが、それを面倒だと感じてせっかく安く買った食材を腐らせてしまっては、本末転倒、節約にはなりません。
また、冷凍保存にもおいしく食べられる期限があるので、食品のまとめ買いは量の調整とコツが必要なので、少しずつ買いだめするのがおすすめです。
2.使用期限のあるもの
使用期限のあるものは注意が必要です。例えば、赤ちゃんのオムツやミルク、子どもの服もそうです。オムツやミルクはいつサイズアップ、卒業するか予想がしづらいのでまとめ買いしすぎて余らせてはもったいないので、あまりおすすめできません。
シーズンが終わる前に、来シーズンのために安売りで買ったお洋服、忘れていたり、好みが変わってしまい、着ないで終わった、なんてことはありませんか。あまりサイズの変わらないおとなのお洋服や、流行に左右されないシンプルなデザインのお洋服なら安いセールで買いだめもありですが、サイズの変わりやすい子どもの服や流行りのデザインは買いだめしない方がいいかもしれません。
3.収納場所が確保できないもの
使用期限のないトイレットペーパーやティッシュなどの紙類、備蓄用の期限の長い缶詰や水など買いだめが必要なものもありますが、収納する場所を決める必要があります。収納する場所がないと、あちこちに在庫を置くことになり、まだあるのに買ってしまった、いつのまに期限が切れてしまった、なんてことになりかねません。
買いだめするときは、必ず収納場所の確保をして、必要な分だけ買うようにしましょう。
まとめ
買いだめは、上手にコントロールしながら、把握できる分だけにすればすごく効果的な節約方法になります。
セールだからという理由で買うのではなく、適切な量を把握して、買いだめをうまく活用して節約上手になりましょう。
■執筆/さくのんさん…コロナ禍で食費の大幅削減に成功し、食費2万円台をキープする節約主婦。家計管理術や、業務スーパーの推し商品などをSNSで発信中。
編集/サンキュ!編集部