節約にならない!?じつは買いだめしてはいけないもの3選
2024/06/08
物価の値段が高騰している現在、少しでもお得に買いたいという思いであれこれ買いだめしていませんか?
じつは、買いだめの定番といわれているものでも節約にならない場合があるのです。
今回は、シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成したちぃこさんに教えてもらいました。
1:トイレットペーパーなどの紙製品
スーパーやドラッグストア、ECサイトでの特売セールで買いだめしがちな紙製品。食品のように使用期限がないので、ついつい安いときにまとめ買いしてしまいますよね。
しかしトイレットペーパーやティッシュペーパーは在庫が余計にあると油断して消費量が増えてしまうことがあります。わが家も以前はまとめ買い派だったのですが、在庫があることでたくさん消費してしまうように。とくにトイレットペーパーの消費量が著しく増えてしまい、結果的に節約にはなりませんでした。
それからは紙製品のストックは2つまでと決めて、必要以上に買いだめしないようになりました。防災用の備蓄は別にして、ふだん使いの紙製品をまとめ買いすることはやめました。
2:野菜や果物などの生鮮食品
値段が高騰している野菜や果物が特売をしていたら、まとめて買って冷凍保存。賢い食費節約術ではありますが、ズボラな人にとっては冷凍保存をする処理が面倒くさく感じてしまい、先送りにしてしまう危険性があります。
まさに私がこのタイプで、スーパーで特売品を買うときは「冷凍保存して節約するぞ」とやる気満々だったのですが、帰宅するころにはやる気がほぼゼロに。また明日やろうと先延ばしにしてしまい、結局食材をムダにしてしまったことがありました。
それからは2、3日で食べきれる量だけを買うようになりました。保存が面倒という理由で買わなかった見切り品も当日中に使えるぶんだけを買うようになりました。
冷凍保存をする前提で買うのをやめたことで食品ロスが減り、食費を無理なく節約できるようになりました。
3:缶ビールなどの酒類
缶ビールをECサイトでケース買いしている家庭も多いのではないでしょうか。重たいお酒を自宅まで運んでくれるのは助かりますし、ポイントもつくのでお得ですよね。
わが家もよくECサイトを利用して缶ビールをケース買いをしていた時期があったのですが、紙製品と同じで家にお酒がたくさんあることで気持ちが緩み、一回に飲む量が増えてしまいました。
これでは健康面も心配ですし、飲酒量が増えたことで酒代も増えてしまうという悪循環に。それからは酒類の買いだめはやめて、一週間に飲む本数だけを買うようになりました。
使いきれる量を買う方が節約になる
買いだめをすると「もしも」のときに備えられて何かと安心ですが、管理を工夫しないと在庫の把握がむずかしくなります。
さらに安心感から気が緩んでしまうことで消費量が増える危険もあります。私もかつては買いだめをしてストックする方が節約になると考えていましたが、ムダづかいになってしまうことが多々あったので考えを改めました。
じつは使いきれる量だけを持つ方が節約になります。わが家は食品ロスを減らし、使い捨ての日用品の使用量を減らしたら支出が減りました。お金を貯めたいならストックする習慣から使い切る習慣にチェンジしましょう。
■執筆/ちぃこさん…シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成した節約主婦。日商簿記検定3級保持。インスタグラムはchiiko561。
編集/サンキュ!編集部