年収300万円台でもストレスなく貯まる!3つの幸せ夫婦習慣
2019/10/07
お金が貯まらないのは、収入が少ないせい。なんて思っていませんか? 世の中には、年収が多くても赤字の人もいれば、少なくてもリッチに貯めてる人もたくさんいます。今回登場するのは、年収300万円台で年間80万円も貯めている、とあるご夫婦。取材してみると、そこには幸せにお金が貯まるある習慣がありました!
大阪で暮らすTさん(33歳・パート主婦)は、34歳の夫と4歳、2歳の男の子と暮らすママ。月収(手取り)は夫婦で32万円、月貯蓄額は約6万7000円です。ボーナスが10万円ほどのため、2人の保育園代や貯蓄、年間でかかる出費もすべて毎月の収入の中からまかなっています。
「働き始めた頃はパート代が保育園代に消えてしまう現実にびっくり。これはしっかりやりくりしないとダメだと、初めて家計に向き合いました」。
その時、夫婦で一緒に家計を見直したことが、その後に大きく貯蓄を伸ばすきっかけになったと話します。
「2人で現状を知ることで、夫が家計に協力的に。私が働き手になることが、家計には大きなプラスと理解してくれ、家事や育児を率先して手伝ってくれるようになりました」。
実はこの夫婦の協力体制こそ、幸せに貯まる秘訣。Tさん夫婦が「実はお金に効果的だった!」と話す、毎日の習慣をご紹介します!
1.朝、「おはよう」と言う
朝は必ず、「おはよう」の挨拶から。
「一言でも挨拶すると、自然にそのまま会話に入る流れに。今週の仕事や外出予定の確認もでき、それに関連する出費の話もしやすくなります。何か買う必要があるなら、早めに安く手に入れるために動けたり、自分たちが動くことで節約できる部分を探せたり。朝の会話が意外と出費を減らすことに、つながっています」。
普段から会話していると、ちょっとしたお金の相談もスムーズ。1人でやりくりを抱え込まないことで、大きな失敗も防げます。
2.欲しいものは、まず相談
保育園代や将来の貯蓄などを優先すると家計には決して余裕はなく、2人の小遣いはなんと0円。自由に使えるお金を持たなくても、ストレスがたまらないのは、欲しいものは相談して順番に叶えているから。
「欲しい家具があったら夫に話すと、DIYやリメイクで作ってくれます。その代わり、夫から“欲しい服がある”と相談されたら、今度は私が予算を調整。貯蓄に影響しない範囲でお互いに欲しいものを手に入れられるので、不満やストレスはありません」。
思いやりあふれる信頼関係があるからこそ、家計に協力しあえ貯蓄も長続き!
3. 車の中で、夢を語る
子どもの教育費など、将来のお金のことやマイホームの話など、ちょっと踏み込んだ話をしたいときは車の中で。
「ドライブ中は子どももほぼ寝てくれるし、私も家事や育児に追われないのでゆったり。“この辺りに家を建てたいね”など欲しい家のことや、頭金の貯蓄状況など、落ち着いて話し合えます」
プライベート感のある車内は深い話もしやすいのがメリット。お互いの考え方も共有でき、やりくりの安心感もぐっとアップします!
夫婦仲の良さが、家計を守ります!
年収300万円台&お小遣いなしでも幸せに貯蓄を続けるTさんの、素敵な夫婦の習慣、いかがでしたか? たとえ年収が高くても、夫婦の協力がなくお互いに好き勝手に使っていては、貯蓄はいつまでも増えません。お金のことでケンカしたり、相手に対して疑心暗鬼になったりするとストレスも増大し、衝動買いに走るなどムダな出費も増えます。
ストレスなくやりくりし、貯蓄を守っていくためにも、お互いに感謝する気持ちを忘れないようにしたいものですね!
『サンキュ!』11月号では、このほかにもTさんの素敵なやりくりテクニックをたっぷりご紹介! 是非ご覧ください!