ダメ主婦が貯蓄達人に変身!月10万貯蓄できるようになった意外なアプローチとは

2019/11/12

やりくりはおろか、料理も片付けも苦手。家計簿は1日しか続かず、年150万円以上もあるボーナスも「何に使ったかわからず消えてました」と話す、自称ダメダメ主婦のFさん。そんなFさんが、家計簿を挫折することなく続け、使途不明金を撲滅!貯蓄も月10万円以上にできた意外なワケとは?

香川県のFさん(35歳・パート主婦)は、34歳の夫と8歳、3歳の男の子と暮らすママ。世帯年収は手取りで556万円としっかりあるものの、以前は1ヶ月の赤字が10万円もあったほどのやりくり下手。
ある日、通帳を見た夫に「なんでこんなに貯蓄がないの?」とがっかりされた表情が忘れられず、「絶対にお金を貯めよう!」と家計の立て直しを決意しました。

1.家計簿を「かわいく盛って」みたら続いた!

貯蓄を決意したものの、やりくりにはまるで自信がないFさん。
「お金を管理しなくちゃいけない、と考えるとプレッシャーで気が重くなる性格。家計簿も1日で挫折した経験があるほどなので、どうすれば楽しく向き合えるのかを模索しました」
たどり着いたのが、家計簿の余白で大好きなイラストを楽しむこと。
「学生時代、ノートに落書きをするのが好きだったのを思い出して。子どもっぽいかもしれませんが、出費を書いたらイラストを1つ描いてもいいことにしようと決めたら、家計簿を書く時間が待ち遠しくなり、初めて1年も続いたんです!」

家計簿に書く内容も、細かく費目を分けると面倒になるので、日付と金額だけに。
生活費は費目を分けず、1週間1万円予算に設定。残金がどのぐらいか分かればいいので、日付と金額だけで十分でした。日々の記録で疲れず、月末の集計や振り返りをする余裕が保てたからこそ、ムダに気づけて予算内で暮らしていける生活にできたのだと思います」

2.「好きな音楽」をかけたら、食費がラクに減った!

「楽しければ続けられる」と気づいたFさんが次に取り組んだのは、食費の節約です。
「料理があまり得意ではなく、以前はつい惣菜を買ってきたり、レシピ通りに作ろうと食材を買いすぎてムダにすることもしばしばでした。せめて明るい気分で調理ができればと思い、スマホで音楽をかけたら効果てきめん!」
大好きな洋楽のおかげで、キッチンタイムが楽しくなり、調理だけでなく冷蔵庫や食材の整理や片付けもこまめにするように。その結果、在庫を把握できるようになり、余計な食材を買うことが激減。ケチケチ食費を削ることなく、必要な分だけ買い足しができ、食費がスルッとダウンしたそう!

3. 「得意なこと」を作ったら、やりくりに前向きになれた!

Fさんが、モチベーションを維持できた理由のひとつにあげたのが、意外にも「パン作り」です。
「母が作っていたので、私もやってみようと気軽な気持ちで始めたのがきっかけ。やってみたら、集中できてストレス発散になるし、めったにほめてくれない夫にもおいしいと言ってもらえたのが嬉しくて(笑)。どんどんハマっていきました」。
ブログやインスタにアップすると、多くの「いいね」が。励みになり、ますます腕を磨いてパン作りがすっかり得意に!
「失敗しても、原因を検討して次は改善すればいいのは、パン作りもやりくりも同じ。苦手なことから逃げなくなり、やりくりに積極的になれた気がします!」

前向きな気持ちになれる環境こそ、実は成功の秘訣!

Fさんが家計改善に成功できた要因は、やりくりや節約のテク以前に、自分が前向きな気持ちを保てる環境を整えたことにありました。辛い節約や、苦手なことはどんなに効果があっても続きません。挫折しそうになったら、「好きなこと」「楽しいこと」を暮らしの随所に散りばめてみると、意外とすんなりブレークスルーできるかもしれませんよ!

『サンキュ!』12月号では、このほかにもFさんの素敵な家計改善テクニックをたっぷりご紹介! 是非ご覧ください!

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