教育費や子ども費はいくら備えていても、「こんなはずじゃなかった……」ということがいっぱい!そんな想定外の落とし穴にはまらないためにはどうしたらよいのか。先輩ママたちの後悔エピソードから、学んでいきましょう。
後悔その1:学校の現金集金
PTA会費、教材費、修学旅行の積み立て金……学校の集金は月1の学年便りでしかお知らせがなく、つい忘れがち。慌ててATMに走ったり、小銭をつくるためにわざわざくずしに行ったりするたび、自分の準備不足にイライラ。
後悔その2:教育費のためのパート代が…
パートを増やしたら所得が上がり、保育料だけでなく、市営住宅の家賃も増加!結局、忙しくなった割にパート代はあまり残らず。稼ぐ金額をよく考えるべきでした。
後悔その3:「学資保険」の加入時期
二女を出産後、「学資保険料は、子どもが0歳での加入がいちばん安い」と知りました。もっと早く動いていれば、長女もお得に加入できたのに……。
後悔その4:大学受験の〝必要経費〞
「浪人は避けたい」と、複数の大学を受ける傾向があり、受験料だけで30万円を超える人も多数。さらに、「地方大学の受験日に宿泊ホテルを探したら、現地のイベントと重なって、高級ホテルしか取れなかった」というケースも。受験にかかるお金は、多めに想定を。
後悔その5:習い事の月謝以外のお金
娘が習うチアダンスは、衣装代や発表会の集金がしょっちゅう。先日は給料日前でどうしても5000円が出せず、「まだ人前で踊れるレベルではないので」と辞退。娘よ、ごめん。
後悔その6:教育費計画を狂わせる「習い事費」
兄弟でテニス、そろばん、スイミングと、習い事に月5万円も。児童手当も月謝につぎ込んでいたため、貯蓄が手薄ということに高学年の今になって気づき、超焦ってます。
後悔その7:ランドセル購入もひと苦労
わが家は夫が貯蓄を担当しているのに、ランドセル代がないと言われ大げんか。親からのお祝いで助かったものの、結局私と長男の第1希望は買えず。今もモヤモヤしています。
後悔その8:4年保育の貯蓄がたりず…
長男と同時に年子の二男も入園させようと思っていましたが、入園費用が2人で40万円、保育料は10万円もかかると知って断念!もっと早くから調べ、貯めておくべきでした!
これらは人ごとではなく、自分の身にも起こることかもしれません。後悔することがないよう、事前にしっかり「教育費」と「子ども費」の知識を仕入れておくようにしましょう。
参照:『サンキュ!』8月号別冊付録「教育費の貯め方・備え方」より。掲載している情報は18年6月現在のものです。監修/竹下さくら(なごみFP事務所)構成/出下真紀 編集/サンキュ!編集部
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