食費半減に成功した人の「共通点」と「買い物のコツ」を大公開!

2019/02/16

節約しているはずなのに、なかなか減らない「食費」。もしかしたら、買い物のしかたに問題があるのかもしれません。そこで今回は、食費が安い人たちの「買い方」を調べてみました。すると、そこには5つの共通点が!

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食費が安い人の共通点

買うタイミングと店が決まっている

「土曜日の午後にまとめ買い」「買いたしは水曜日」など買い物する曜日がほぼ固定。ふだん行く店も1~2店にしぼり、いつもほぼ同じ価格で購入。

買う量や金額の目安が決まっている

「自転車で持ち帰れる分」「まとめ買いは8000円まで」など、「1回に買う量や金額はこれくらい」という目安があるので、いちどに買いすぎません。

買い物前に献立をざっくり決めている

「メインだけ」「3日分だけ」など大まかに決める人が多いよう。献立に沿って買い物メモを作るから、必要な物だけ無駄なく購入できる!

安く買うより「無駄に買わない」と決めている

安くても使わなかったり買いすぎたら結局無駄。安さに釣られず次の買い物までに使う分だけ買うほうが、総額の出費は少ないと体感しています。

食材が残ったら次は少なめに購入すると決めている

次の買い物デーに食材が多く残っていたら、その分少なめに買うか、食材がなくなるまで買い物を延期。これで買いすぎや食品ロスの無駄をカット。

この共通点を実行した「サンキュ!」読者の3人も、食費を減らすことに成功。その買い物術を詳しくみてみましょう。

食費が半分以下になる「買い物のコツ」

ふわふわパンさんの場合……

(1)買い物は週2回、3日分ずつ
まとめ買いは在庫管理や使い切りが大変と感じてやり方を変更。メインを3日分考えて週末に買い物へ。水曜日に残り食材を見て献立を決め、買いたすようにしたら、買いすぎが減った!

(2)「自転車で運べる量」を目安に
わが家の場合、自転車の後部座席にのるくらいが3日分の量。運べる量も限られるので、必要な物だけ買えます。支払いはカードで。買った日に家計簿をつけて残金を確認。

(3)「安さ」目当てで店に行かない
卵が特売だからなど、安いという理由で店に行くと、必ずよけいに買ってしまう自分に気づいて。決まった日になじみのスーパーだけで買うことで、買い物頻度と出費が激減しました。

(4)サラダ週2日だけにして無駄ゼロに!
前はサラダは毎日出すものと思い込み、1週間分買ったレタスがしなしなに。レタスやプチトマトは買っても週2日分にし、あとはスープなど使い回しのきく野菜に。

●中野めぐみさんの場合……

(1)毎週ほぼ同じものをまとめ買い
魚や野菜などはスーパーで1週間分、肉は安くておいしい店で仕事帰りにまとめ買いします。買う食材はほぼ決まっているので、週の食費もほぼ一定。

(2)週の後半は品数少なめの献立をプラン
毎日一汁三菜を作ろうとして週半ばで息切れし、食材を腐らせた過去を反省。買い物前の献立決めでは、一汁三菜は週の前半に限定。後半は簡単メニューにすれば、食材リストも気持ち少なめになって買いすぎなし!

(3)ストック品は最小限
日もちする乾物や調味料も、安いから、使うから、とストックするとジャンジャンたまります。必要がないのに買うと買ったことを忘れるので、ストックはしないと決めました。家にあるのは全て現役選手です!

(4)使いこなせない食材を買わない
レシピどおりに食材を買っていたころは、ほかに使いみちが浮かばず、腐らせて無駄に。いろいろ使える「フツー」のものだけ買えば食費が安定します。

中島愛さんの場合……

(1)現金購入で「食材=お金」と実感
土曜日に1週間分の食材を買いそろえ、買いたしは基本なし。日用品も買うので財布に1万円だけ入れていきます。現金で支払うと、食材とお金を交換したことを実感でき、買いすぎをセーブできる効果大!

(2)野菜が余らなくなるまで買う量を減らした
「野菜をたくさん食べるし平日は仕事で店に行けないから」と冷蔵庫からあふれるほど買ってダメにしたことも。余った分だけ買う量を減らしたら野菜室にぴったりが適量と判明。

(3)「無買デー」で食費を浮かせる
白菜やキャベツを1個買って余ったら、2~3日買い物せず冷凍肉などを駆使して乗り切ります。その後も野菜がなくなるまではたりないものだけ仕事帰りにさっと買いたし。まとめ買いの半額以下ですみます。

(4)気になる食材は予算が余ったら買う
おいしそうな季節の果物、特売の新商品や人気商品は欲しくなります!買い物予算に収まれば買ってOK。調味料は使い方が3つ以上思いつけば買ってもいいことにしてます。

食材をなるべく一定のペースで調達することで、買う金額が安定し、食材のロスもなし。急な用事などでペースが乱れても、すぐ調整します。自分の家に合った買い物ルーティンをつくれば、それを繰り返すだけで自然と予算内におさまりますよ。

<教えてくれた人>
・ふわふわパンさん/サンキュ!ブロガー
夫(35歳)、長男(8歳)、二男(4歳)の4人家族。週3~5日パートで働く。「以前は食材が少ないと不安で、ほぼ毎日スーパーに行って野菜やお菓子を大量購入」

・中野めぐみさん/サンキュ!トップブロガー
夫(36歳)、長男(9歳)、二男(7歳)の4人家族。看護師として週5日フルタイムで働く。「かつては仕事で忙しいからと出来合いの品や外食に頼ることも度々」

・中島愛さん/サンキュ!トップブロガー
夫(43歳)、長女(10歳)、二女(7歳)、長男(5歳)の5人家族。「専業主婦から正社員のフルタイム勤務になって食事作りがままならず、一時は食費が激増(涙)」

参照:『サンキュ!』2月号とじ込み付録「買い方・保存・使い切り テク51」より。掲載している情報は18年12月現在のものです。構成・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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