冬野菜をムダなく使い切る!「保存方法」の新常識5

2019/02/16

白菜や大根などの大物野菜は、使い切れずに余りがち。保存しておいてまた使うという人も多いと思いますが、その保存方法でホントに大丈夫ですか?これまで食材を長持ちさせるためにやっていたことが、実は逆効果だったかも。冬野菜の正しい保存法をお届けします。

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1:残った野菜は乾いたペーパーで覆う

野菜の切り口をラップで覆っておくと長もちすると思われがちですが、実はNG。水滴がラップにつくと雑菌が繁殖しやすく、かえって野菜がいたんでしまうことに。切り口を拭いたら乾いたペーパータオルで覆うと、切り口から蒸発する水分を適度に保てるので、水滴を防ぎ、鮮度をキープできます。ペーパーは2〜3日おきに替えましょう。

2:半端な野菜は「自家製ミックス野菜」に!

残った野菜やきのこは、冷凍用保存袋に入れて「自家製冷凍ミックス野菜」にしちゃいましょう!ちょっとずつ切り貯めておけば、みそ汁や煮ものにさっと使えて、忙しいとき大助かり。

3:袋入りもやしは 「チルドIN」

一般的な野菜より低温で栽培されるもやしやきのこは、野菜室より低温なチルド室での保存が最適。いたみやすいもやしも、チルド室で保存すれば、3日はおいしく食べられちゃいます。

4:白菜と大根は部位ごとに分ける

大根や白菜などの大物野菜は、部位ごとに分ければ使い切りも楽ちん。あまい部位ややわらかい部位は、早めに料理して食べ切って。残りは、冷凍と冷蔵で保存分けすると便利ですよ。

*白菜の場合……
○⅓は鍋ものやクリーム煮でたっぷり消費
○⅓は乾いたペーパータオルで覆って冷蔵庫へ、残りの⅓ はざく切りにして冷凍室へ

*大根の場合……
○上のほう(根元)は、生食がうまい
○中央部分は筋が少ないから煮ものや炒めものにも。余ったら、ペーパータオルで覆って冷蔵室へ
○下のほう(先端)はすりおろして冷凍するといつでも使える

5:薬味は「まるごと冷凍」

しょうが、万能ねぎ、みょうがなどの薬味は、まるごと冷凍用保存袋に入れて冷凍室へ直行。しょうがは凍ったまますりおろし、万能ねぎやみょうがは凍ったまま小口切りに。

残った野菜をラップに包んで保存していたという人も多いのではないでしょうか。今が旬の冬野菜は正しく保存して、おいしく食べきりましょう。

参照:『サンキュ!』2月号とじ込み付録「買い方・保存・使い切り テク51」より。掲載している情報は18年12月現在のものです。監修/島本美由紀 撮影/小林キユウ 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部

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