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食費3万円台から2万円台に!節約に成功した5つの買い物ルール

2022/10/29

主婦仲間同士、友人や家族で「食費って何万円台?」という会話になったことはありませんか?2万円台なんて夢の話!?というかたも多いのではないでしょうか。

夫、妻、幼児食とはいえ大盛り食べる娘の家族3人で、ひと月当たり食費2万円台でやりくりする節約達人の原こさんに、節約に成功した5つの買い物ルールを教えてもらいました。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。毎週シャトレーゼへ通い新作情報をキャッチし、年150個以上の商品を食べ...

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ルール1.お腹がすいているときにお買い物に行かない

真または偽のゲーム。男性は手をつないで「偽」
kuppa_rock/gettyimages

お腹がすいているときや、ごはんの前にお買い物に行くと「おやつにこれ食べよう」「これから作るのは面倒だから、お惣菜を買って帰ろう」と、おやつが家にあるのに買ってしまったり、予定になかったものを買ってしまった、という経験はありませんか?

もちろんお惣菜やおやつを買うことが悪いわけではないのですが、お腹がすいているときほど食欲が増してつい何かを買ってしまいたくなるものです。

一回のお買い物につき200~300円程度でも、それを毎回繰り返すとなかなかの出費に…。

私は可能な限り、お買い物に行くタイミングはお昼ごはんの後を狙います。食欲より眠気が勝ち、スーパーで必要なものだけを買って早く帰りたいとすら思えるオススメのタイミングです。

ルール2.ひとりでお買い物に行く

スーパーマーケットで買い物をする若い女性
chachamal/gettyimages

お買い物に行くときは家族と一緒に行きますか、それともひとりで行きますか?

家族でお買い物に行き、それぞれ好きなものを選ぶのも楽しいのですが、自分だったら買わないお菓子を、夫がどんどんカゴに入れてしまうということも…。

せっかく頑張って10円、20円・・・とコツコツ節約をした努力が水の泡です。夫が稼いでいるから言いづらいというかたもいらっしゃると思います。

ひとりで買い物に行けば自分のペースで動くことができるし、ササっとお買い物が終わるので節約しつつ時間も短縮できるようになりました。

※現在は感染症のこともあり、できる限り少人数でのお買い物が奨励されています。

ルール3.「とりあえず買っておこう」は封印する

カリーニングラード、ロシア - 2021年1月31日:スーパーマーケットの棚にパスタ。
Trots1905/gettyimages

かけるだけでOKのパスタソースや調味料などをいつか使うかも、もうすぐなくなるはずだった気がする…と思って「とりあえず」購入するということはありませんか?

「とりあえず」買ったものは、使わずに賞味期限切れになってしまったり、何なら同じようなものが家にあった!ということになりがちです。

私も以前はそうでしたが、本当に必要なものだけをリストアップして購入することで「とりあえず」のお買い物をしなくなってからは、無駄だった出費を抑えることができ、さらに家での在庫管理も楽になりました。

ルール4.冷蔵庫がからっぽになってからお買い物へ行く

リゾートとホテルのデラックスルームで、カウンターの下とトイレの前に小さな冷蔵庫を開けました。
surachetsh/gettyimages

今日はこれがないからお買い物に行こう、などと1週間に何度もお買い物に行ってはいませんか?

今日はこっちのスーパーへ、明日はあっちのスーパーへ、安売りのものを巡って節約のために時間をかけているのに食費は下がらないという状況は私自身が経験したことです。

そこで思い切って冷蔵庫がからっぽになるギリギリのタイミングまでスーパーに行かないことにしてみました。

スーパーに行く回数が減ることでむだづかいへの誘惑も減り、家に残っている食材で何とか一品作ろうと試行錯誤するので、回数は減ったのに買い物量は増えないまま。食材が傷んで捨てるということもなくなりました。

結果的に自由時間も料理のレパートリーも増えたうえに節約につながりました。現在も7~8日に1回、スーパーでまとめ買いをしています。

ルール5.値引き商品を買う前は一歩立ち止まって考える

販売タグコレクション。特別オファー、大特価、割引、ベストプライス、メガセールバナーセット。ショップやオンラインショッピング。ステッカー、バッジ、クーポン、ストア。ベクター�
IIIerlok_Xolms/gettyimages

「半額!」「15%OFF」のような値引きのシールには心が躍りますよね。

お得なものを買っているはずなのに、なぜか食費は変わらなかったりむしろ上がっているなんていうことはありませんか。

確かに値引きされていると定価よりものが安く買えるのですが…例えば500円の鯛が10%OFFだとして450円。値引きされていない鮭は定価で390円。

もちろん普段は高価な鯛がお値打ちに買えるチャンスではありますが、鮭を買うよりは高くつきます。

また、安いからとつい予定にないものを購入することも…。

もちろん値引き商品が悪いわけではないですし、値引き商品と出会えるかどうかは運もあります。ですが毎回ラッキーと思って値引き商品に飛びつくと危険です。

私が行っているのは、値引き商品に出会ったら一歩立ち止まって考えることです。本当にお得かどうか、予算内に収まるかどうか、賞味期限は問題ないか。

そこがクリアになればラッキー!と思いながら値引き商品を購入しています。

ルールと厳しくとらえず、気軽にできることから

5つのルールをご紹介しましたが、ルールだからこうしなきゃ!と思うと気が重いし続かないものです。

これならできそうと思ったことから、お気軽に自分に合った方法を見つけてみてくださいね。


■執筆/原こさん・・・家族3人で1カ月2万円の食費でやりくりする主婦。節約しすぎでお買い物が嫌だった時期を乗り越え、節約しながら心も身体も満たせる毎日をまだまだ模索中。
インスタグラムはkoma_ctrs。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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