食費2万円台の人が守っている「やってはいけない食費節約術」3選
2022/11/09
食費を節約しようとして、あれこれ試行錯誤の日々。家庭によって節約術はさまざまだと思いますが、とにかく安ければ何でもいい!というわけにはいかないのが節約の難しいところですよね。
夫、妻、幼児食だけど大人並みに食べる2歳の娘の3人家族で月食費2万円台をキープするライターの原こさんに、やってはいけない食費節約術を教えてもらいました。
1.極端に栄養バランスが偏ってしまう
魚や肉などのタンパク質や野菜と比較して、うどんやお米、パンなどの炭水化物はボリュームがあってお腹が膨れるうえに比較的安く手に入ります。
食費を節約したいけどお腹いっぱい食べたいというかたが陥りがちなのが、安くてお腹が膨れる炭水化物の割合が知らず知らずのうちに増えることです。
体質はそれぞれなので、タンパク質の量を減らして炭水化物の量を増やすことは絶対にダメとは言い切れませんが、タンパク質が不足すると疲れやすくなったり、筋力が低下して太りやすくなることも。
もし魚や肉の費用を節約するのであれば、同じタンパク質である豆腐でかさましをするなど、極端に栄養バランスが偏らないように工夫しましょう。
2.外食を我慢する
食費節約中だからと、外食を我慢していませんか?
確かに外食よりも自炊のほうが節約にはなりますが、ずっと我慢をしているとストレスがたまってしまったり、どうしても疲れている時の逃げ道がなくなってしまいます。
外食の回数は増えれば増えるほど食費がかかってしまうので、上限金額を決めたり、月に一度のご褒美にするなど家族の中でルールを決めて、日々の節約生活を続けるためにも「我慢する」のは辞めてみませんか?
3.時間と体力がかかる節約術
にんじんはAスーパーのほうが安い、牛乳はBスーパーのほうが安いから…と、数十円の差でスーパーをはしごして時間と体力を使っていませんか?
以前、安さを求めて3つのスーパーに通っていたことがあったのですが、子育てをしながら毎日のようにスーパーへ買い物にでかけ、毎日疲れきっていました。さらにスーパーに行く回数が増えることで、ついでにお惣菜やおやつを買ってしまい、気がついたら食費が上がっていました。
時間と体力は無限ではありません。時間と体力があるからこそ、余裕をもって家事をこなし食費節約を継続できる、そんな風に考えるようになりました。
心と身体が健康であってこその食費節約
食費節約といっても、ただひたすら安くなればいいというわけがありません。心と身体の健康があって、初めてそのうえで成り立つものです。
日々の生活は持久戦。無理なく続けられる自分に合った食費節約術を見つけてみてくださいね。
■執筆/原こさん…夫、妻、幼児食だけど大人並みに良く食べる2歳の娘の3人暮らしで、月の食費は2万円でやりくり。家事は好きだけど苦手、おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。インスタグラムはkoma_ctrs。
編集/サンキュ!編集部