人には聞けないお金事情。みんなはいくら貯めている？

「家庭のお金」に関することは、どんなに親しい間柄でも聞きにくいですよね。実際、みんなはいくらぐらい貯めている？私は少ないほう？聞きたいけれど聞けない、気になるお金事情を子どものいる20代～50代の方に調査したサンキュ！モニターアンケートでみてみましょう。

総貯蓄額500万円以上は30％！また把握していない人も

「把握していない」を除くと、一番多いのは300万円から400万円未満という結果に。500万円以上貯めている人は30％程度でした。お金をしっかり貯めるというのは、なかなかむずかしいことのようです。

1,000万円以上貯めている人は16％いる一方で、赤字の人は6％います。このアンケート結果では、貯蓄額に大きく開きが出る結果となりました。

年代別の総貯金額は？

年代別で比べても、「100万円以上～500万円未満」の世帯が年齢問わず多く、意外にも貯蓄額に対して「把握していない」という人も多いようでした。また、30代～40代に「赤字」が集中しています。

30代～40代は収入面で安定してくるものの支出が多いのか、赤字の割合も多くなっています。しかし50代になると赤字傾向は減り、貯蓄に回せるように。

毎月の貯金額は5万円以下が半数！11万円超の壁は高い

毎月の貯金額は1万円～5万円が51％と、コツコツ貯める派が半数を占めるという結果になりました。11万円以上貯めている人は、共働きで世帯年収の高い家庭がほとんどのようです。

「0円」が5％、「赤字（マイナス）」は8％と貯蓄をしていない人もいますが、ほとんどの人が少しでも貯蓄をしようとしているのがうかがえます。月の貯蓄額を「把握していない」（7％）人は、総貯蓄額も把握していないことが多いようです。

30～40代の月貯蓄額に差あり

どの年代も毎月1～5万円ほど貯金をしている人が多いよう。

30代～40代の月の貯蓄額を見てみると、「赤字（マイナス）」や「０円」が一定数いるようです。また全体では、毎月「1万円～5万円」を貯めている人は年齢別から見ても多い傾向に。今回のアンケートでは月の手取りは30万円台の人が多く、その中で月5万円貯めるとなると16％ほどを貯蓄に回しているということになります。

金額に差があるものの、毎月貯金している人が半数以上という結果でした。いつ急な出費があるかわからないのでお金を貯めておきたい、という人も多いよう。できるところからコツコツと、将来に備えておきたいですね。

※『＜サンキュ！＞子どもの習い事・生活習慣、生活費とご近所づきあいに関するアンケート』（2021年10月実施、回答数121人）。
※掲載された情報は2021年10月5日までに取材した情報です。