食材ロスをとことん減らしたら食費が6万円ダウン!ゴミが減ったら貯蓄がふえた3つの理由
2023/02/07
ゴミが減ったら貯蓄も殖えた!不用品としてだしたゴミは、もともとは使ったお金。ゴミに気をつけて暮らしたら自然と出費が減り、貯まる家計になっていました。その秘訣を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー Eさん(千葉県 35歳)
夫(37歳・単身赴任中)、長男(9歳)、二男(6歳)の4人家族。サンキュ!読モ&食費やりくりの達人として本誌をはじめ、テレビでも活躍。
◎Total Mone y Data◎
世帯月収(手取り) 34万円
単身赴任中の夫の生活費に充てている単身赴任手当7万円含む。
夫ボーナス(年間・手取り) 70万円
世帯年収(手取り) 478万円
年貯蓄額 124万円
総貯蓄額 300万円
夫婦で食費8万円&不用品だらけの生活。もうあのころには戻りたくありません
子どもが小さかったころは何でもすぐ買い、「2階はほぼ物置状態でした」とEさん。「物が多い家にいるのが嫌で、毎日買い物へ。でも買った食材が冷蔵庫に入り切らず、葉物野菜をまるごと捨てたり、洗剤も大量に買っては飽きて捨てたり……」。ところが、夫の月収が突然14万円もダウン。家計が厳しくなり買い方を見直しました。
「この際だから生活も変えようと、家中の不用品も処分。でも、量が多くて全部終わるまで3年かかりました。手間もお金もかかり、もうこんな思いは絶対したくない、買うときはちゃんと捨てることまで考えよう!と決意したんです」。ゴミに気をつけて暮らしたら、自然と出費が減り、気づいたら貯まる家計になっていたそう!
1カ月の家計表
<収入>
月収(手取り) 27万円+単身赴任手当(夫に送金) 7万円
先取り貯蓄(学資保険含む) 5万5000円
<支出>
住居費 8万6000円
水道・光熱費 1万4000円
通信費(スマホ3台分+ネット) 3万円
保険料 1万円
車費 3万2000円
車のローン、ガソリン代、保険料含む
<月4万3000円で管理>
食費 2万3000円
食費はざっくり5週に分けて管理し、余ったら貯蓄
その他
日用品費 8000円
子ども費 8000円
医療費 4000円
妻小遣い 0円
Webライターなどで稼いだお金を妻小遣いとして使っています♪
やりくり費が余ったら貯蓄 7000円~
【Eさんちの1週間のゴミの量】
・ 可燃ゴミ…30Lの袋×2
※一部のプラスチックゴミ含む
・ 不燃ゴミ…0(2~3カ月に1回、20Lの袋×1)
・ペットボトル…2~3本
・缶、びん…缶4~5本、びん1本
・古紙など…段ボール箱1~2枚
Eさんのゴミが減って貯蓄がふえた理由3
【1】食材ロスをとことん減らしたら、食費が6万円ダウンした!
買った食材は、とにかく最後まで食べ切る!白菜やキャベツは割安な"まるごと"で買い、カットして冷凍すれば長く持つし、必要な量ずつ使えます。食費を月2万3000円でやりくりできるようになりました♪
【2】物が増えると手間も増えるから、買い物に慎重になった
家に大量の不用品があった過去が今でもトラウマ。捨てるにもお金や手間がかかるし、物が増えると掃除や管理も大変に。買うときは「本当に必要か」何度も考えるようになり、結果、よけいな出費が減!
【3】「タダ」や「おまけ」を断ったら、ゴミの量と出費が減った
ゴミを減らそうとDMや試供品、おまけなどはなるべく断るようにしたら、捨てたり収納したりする手間もなくなってスッキリ♪セール情報にも踊らされなくなり、気持ちも財布も乱れなくなりました。
家計の管理はどうしてる?
●給料日に手もとで管理するお金を下ろす
銀行に行くのは月1回。手もとでやりくりする4万3000円を、全部千円札で下ろしてきます。食費予算の2万3000円は専用財布に、その他はまとめてポーチにイン。カードは使わず、現金管理です。
●食費&その他でざっくり費目分けして管理
食費は気を抜くと使いすぎるので、週予算を設定。予定を見てイベントがある週は多め、何もない週は少なめに配分します。日用品などを買うときはとりあえず食費用財布から出し、あとでポーチから精算。
●週末に1回、集計してリセット
家計簿はオリジナルシートを作って予算を書き、使った金額をその都度記入。食材は土曜日にまとめ買いしているので、その前にいったん締めて残金を確認。それから次の週の予算
を財布に入れて買い物に♪
参照:『サンキュ!』2022年3月号「ゴミを見直して、自然と貯まる人になろう」より。掲載している情報は2022年1月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/竹下美穂子 編集/サンキュ!編集部