100円の節約を100回頑張るより1万円の節約を1回がんばる!2000万円達成した主婦の貯蓄ルール

2023/04/09

ケチケチ暮らしたくないし、節約効果が低いとやる気も続かない。だから、毎月必ずかかる支払額の大きい"固定費"の見直しを1回だけ頑張り、残りの日々はラク~に暮らしています!時間に追われない節約方法を紹介します。

<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Sさん(北海道 38歳)
夫(33歳)、長男(6歳)、長女(4歳)の4人家族。20年度「1000万円貯めちゃいましたコンテスト」金賞受賞。

◎MONEY DATA◎
月収(手取り) 27万円
ボーナス(年間・手取り) 90万円
年収(手取り) 414万円
月貯蓄額 6万5000円
年貯蓄額 140万円
総貯蓄額
約2000万円(投資商品含む)
※取材時点の評価額で計算。

Sさんの固定費見直し一覧

■楽天でんきに変えて電気代 年2万円減
「楽天でんき シミュレーション」で検索し、わが家の家族構成、使い方でお得かどうかを調べて、地元の電力会社から乗り換えました!

■格安スマホに乗り換えて通信費 年12万円減
夫婦で格安スマホに乗り換え。夫は仕事用に、1GBまで0円の「楽天UN-LIMIT」プランを契約し、スマホを2台持ちしています。

■生命保険料を見直して保険料 年33万円減
就職した当時、保険会社の人に勧められ、よくわからないまま契約した生命保険を見直し。必要な保障だけ残し、残りは解約しました。

■シャワーヘッドを付け替えて水道代 年1万5000円減
レビュー、節水効果、水圧についての口コミを比べ、「アラミック」のシャワーヘッドを購入。「付け替えも簡単で使い方も変えずに節約になるなんて、早く買えばよかったー!」。

子どもの水遊びにも、心穏やかでいられます。

時間ができたら自然と支出が減りました

専業主婦になり収入は減ったけれど、家計管理や家事の手間を減らしたこと、時間にゆとりができたことで、意外な支出がDOWN!

●冷蔵庫を10秒見るゆとりができたら、食材ロスがなくなった
以前は、家の在庫を把握する余裕がなく、特売品を適当に買っては腐らせる始末……。買い物前に冷蔵庫を見直す習慣ができたら、家にある物を使い切れるようになり、食費が予算内に収まるように!

週1回からっぽになります。

●ひと息つく時間のおかげで服を買ってストレス発散しなくなった
仕事のストレスを発散するため、給料日のたびに服を爆買いしていたというSさん。1日のなかでひと息つける時間を持てたら、物欲がおさまり、自分で心をコントロールできるようになりました。

今、持っている服は、家族4人でクローゼット4段だけ。

●子どもと一緒に「おもちゃを見直す習慣」で、必要以上に買わなくなった

おもちゃを、子どもと見直すことを習慣にしたら、今ある物で目いっぱい遊ぶようになり、新しい物をむやみに買わなくなりました。「子どもも大人も、数があるほど使いこなせないんだと気づきました」。

今は、家事より子どもとの時間を優先する

「子どもが成長すれば家にいる時間が減るから、一緒に過ごせる期間は意外と少ない」と気づき、お金で解決できる手間は、なるべく手放すことを選択。

●Sさんが毎日愛用している便利家電

「毎日使うから元が取れる」と割り切り、"乾燥機付き洗濯機"に投資。

子どもの食べかすを気にしたくないから、勝手に掃除してくれる"ロボット掃除機"を購入。

子どもと過ごす時間を増やしたいので、ごはん作りは"自動調理鍋"に任せた!

●苦手なことは、いっそ"専門"に頼る
「料理と掃除は苦手な分、固定費の削減や投資の勉強をしよう」と割り切り、苦手なことは専門家に頼ることに。結果的に、自分の心も家計も安定しています。

・献立を考えるのも労働だから、平日夜は宅配キットに決めた

「料理が好きなら時間をかけてもいいけれど、苦手な私はとにかくラクに用意したい」と考え、平日の夕食分は、献立を選べば必要な食材がそろう「ヨシケイ」の宅配キットを利用しています。

・家が荒れる長期休み後は、掃除のプロにリセットしてもらう

GW、夏休み、冬休み後など、子どもが家にいる時間が長く、家が汚れてしまったら"掃除のプロ"に依頼して一気にリセット。「時間や手間をかけて自分で掃除するより、コスパ抜群です」。

参照:『サンキュ!』2022年4月号「お金持ちデビュー!」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。撮影/大森忠明 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部

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