不動産

【実例】予算内で理想の一戸建てを完成させるためのポイント6

2019/05/27

いつかはマイホームを持ちたいと思っている人は、まずは「住まいにかかるお金」を理解することから始めましょう。自分の収入や貯蓄額を考え、しっかりと計画を立てていけば、予算内で理想の家を建てられるかもしれません。実際に、夢のマイホームを手に入れた先輩たちの話を紹介します。

<教えてくれた人>
Kさん(大阪府 38歳)
夫(40歳)、長女(14歳)、長男(12歳)の4人家族。調剤薬局で週4日パート勤務。マイホーム購入後にFPの資格を取り、ローンやお金について勉強中。

●HOUSE DATA
・一戸建て(2LDK/120.05㎡)
・築年数 9年
・物件価格
(建物) 2500万円
(土地) 1750万円
・諸経費 約300万円

●住宅ローン
・頭金 800万円
独身時代の貯蓄は結婚式の費用に消え、ほぼゼロ。家賃4万円の市営団地で住宅費を抑え、8年かけて貯めました
・借入金 3450万円
・借入時の金利 (変動) 1.075%
・返済期間 35年
・月々の返済額 約10万円
・借入金の残額 約2500万円

●MONEY DATA
・世帯月収(手取り) 37万円
・ボーナス(年間・手取り) 50万~60万円
・世帯年収(手取り) 500万円
・月貯蓄額 7万円
・年貯蓄額 約130万円
・総貯蓄額 約1200万円

結婚当初からマイホームへの憧れが強かったというKさん。共働きで頭金を貯め、子どもが生まれると、休日は家族で住宅展示場めぐりをするのが恒例になりました。

「注文住宅と建売住宅の両方を見て感じたのは、注文住宅は高いけれど、自分で不要な設備を省くことができるということ。予算を抑えつつ、自分の理想の家が建てられると思いました」
 
そこで、「わが家にとって必要か否か」を一つ一つジャッジ。キッチンのつり戸棚やトイレの温水洗浄便座など一般的に装備されている物をはずし、本当に必要な設備だけを取り入れました。また、金利や繰り上げ返済の手数料も調べて銀行を選んだり、引っ越しは繁忙期を避けた平日にするなど諸経費も節約。ムダをとことん省いたおかげで、予算内で満足度の高い家が完成しました。

ポイント1 情報収集

住宅展示場はヒーローショーが開催されたり、移動動物園が来たりと、子どもが楽しめる遊びも満載。
「家の気密性を確かめるためにお泊まり体験までできるんです。いろいろな住宅メーカーの展示場に足を運ぶことで、住宅の種類や構造の違いがわかりました」

ポイント2 銀行選び

「施工会社から優遇金利のある2つの銀行を紹介されたので、2行の金利と繰り上げ返済の手数料を比較して選びました。また、繰り上げ返済の手続きがネットでできる利便性も決め手に。小まめに繰り上げ返済し、すでに返済期間を3年短縮!」

ポイント3 返済計画

残債=団信の保証額なので、貯蓄をすべて繰り上げ返済に回してしまうと、夫に〝もしも〞のことがあった際、残債はなくなるものの教育費に困ってしまいます。
「すでに繰り上げで返済期間を短縮したので、今後は教育費を優先的に貯めたい!」

ポイント4 修繕計画

「今の家に住んで9年。家電の買い替えや家の修繕に備え、出し入れしやすい普通口座に月3万円ずつ残し貯めしています。100万円以上貯まったら、利率のいい定期預金に移します」

ポイント5 設計計画

「手持ちの調理器具の数を確認→シンク下に入るからつり戸棚は不要」「温水洗浄便座が必要
なのは高齢になってから→今は不要」など、一般的に組み込まれている設備の必要性を確認。一つ一つムダを省くことで予算も節減!

「不要な設備を省いて浮いた予算で収納面を充実。ウォークイン・クローゼットやロフトを造り、生活感のある物はすべて隠して収納」

ポイント6 徹底活用

「休日は外食せずにホームパーティーをしたり、ショッピングモールに行く代わりに家具をDIYして楽しんだり。月10万円のローンは負担が大きいけれど、だからこそ〝家をとことん使って元をとろう!〞がわが家の合言葉です」

「家にお金をかけた分、家具は安く抑えるべくリサイクルショップを利用。子ども部屋は2人分のベッドと机をそろえても約1万円ですみました」

◎家具は買わずに余った建材でDIY
「ウッドデッキとフェンスで余った建材を組み合わせ、テレビ台を作りました。また、古くなったダイニングテーブルはペンキを塗り替えてリメイクし、買わずにやりくり」

住宅の種類や銀行選びなどの情報をしっかり収集し、ひとつひとつきちんとジャッジしていくことが大切。それが夢のマイホーム購入へとつながる大事な一歩となるはずですよ。

参照:『サンキュ!』6月号「住まいにかかるお金の新常識」より。掲載している情報は19年4月現在のものです。撮影/キムアルム 構成・文/平井裕子 編集/サンキュ!編集部

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