「いつもと違う日常」からの散財…無理なく向き合うための3つのコツ!
2020/04/27
やりくりマニアのサンキュ!STYLEライター・さださあやです。今年はいつもと違う状況に気持ちが落ち着かないかたも多いのではないでしょうか。
やりくりマニアを名乗る筆者も、そういうときはコンビニでふだん買わないものを買ったり、いつもの買い物でもあまり頭が働かず、気づけば余計なものまで買ってしまっていたなど、散財してしまう傾向にあります。しかし経験は宝、自分がそのような状況になったことがあるからこそ、そんな停滞モードを抜け出す術も知っています。
今回の記事では、そちらをお伝えしたいと思います。
散財から抜け出すにはコツがある
悩みがあったり、いそがしい状況にあったりすると、家事をゆったりとする余力がなくなります。「ご飯をつくる気がしない」からと総菜を買ったり外食したりというのがよい例ですね。また、そういうときこそ、ものすごく甘いものや脂っこいものなどを無性に食べたくなったりという現象が現れることも。そのためにお金を使うこと…ここではひとこと「散財」と言ってしまいましょう。
ストレスがかかってない状態だったら使わなかったはずのお金、我慢できればいちばんいいのですが、それができたら悩みません。散財をやめたいけど、気持ちが落ち着かない。
その状態を繰り返し経験していた筆者が分析するに、散財から抜け出すためには3つのコツがあると気づきました。
その1:冷静に現実を見つめる
まずは、散財している状況から目をそらさず、現実を見つめましょう。今、自分はどういう状況なのか。ご飯づくりがしんどいのか、毎日スイーツを買ってしまっているのか、何に対してお金を使っているかを把握するのです。
ここでのポイントは、それの良し悪しをジャッジしないこと。目的はあくまで現状把握であり、反省ではありません。できれば「いくらくらい使ったか」と「使ったことで得られた心の平穏」も思い出してみると効果的です。
その2:多めの予算設定をする
予算を決めて月々生活しているかたなら、思い切って予算を変えてみるというのも手です。例えば、外食費を設けてみる、総菜を買ってもオーバーしないよう食費を増やしてみる、お楽しみ費をつくる、などです。
突発的な出費がさらなるストレスを生んでいるのですから、その出費を突発的でないものにすればいいのです。逆説的なテクニックですが、そうすることで「お金を使いすぎてしまった…」という自己嫌悪から離れることができるのです。
その3:思い切って諦めてみる
こう言ってしまうと身も蓋もないですが、開き直ることも大事です。ストレスがかかっている状態こそ“ふだんと違う”ということなわけですから、そんなときに“いつもと同じように”と言ったってむずかしいのが当たり前。まずはそれを認識しましょう。
「こんなときに散在しないなんて無理」と、がんばるのを一瞬諦めるのです。散財した自分を責めるのではなく、甘やかしてみる。その方が客観的に状況を見ることができるはずです。よって、「散財をやめる」のではなく「どうしたらふだん通りに戻るのか」というところに自然と気持ちが向かいます。
状況と感情を冷静に見つめよう
どの方法にせよ、散財してしまった自分を責めないというのが最大のポイント。先が見えなくて不安だからこそ、どうしたらいいかわからなくなってお金を使ってしまっているだけ。不安を抱えている「今」は永遠ではありません。いつか状況が変わるときがきっと来ます!
筆者はこれまでそういったピンチに陥るたびに、状況を客観視し、不安を大きくさせないことを意識してきました。状況が落ち着いたら散財もなくなるとわかっているだけでも、焦りは少し減るはずです。
もちろん今の状況はこれまでとはわけが違います。だからこそ、一生懸命がんばっている自分を責めず、なんとかやり過ごしてほしい。1日でも早く、多くのかたがいつも通りの日々を取り戻せますように…。
◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。
※ご紹介した内容は個人の感想です。