最高気温5度というと東京では1月〜2月の一番寒い時期、最低気温5度は春への季節の変わり目である3月ごろ。
冬はしっかりとした防寒対策、春もまだ肌寒さが残るのでニットやスウェットと合わせる軽アウターの服装が好ましいです。
今回は朝着るものに困らない、「最高気温5度」「最低気温5度」の40代におすすめコーディネートと今年らしく見えるおしゃれのポイントをご紹介します。

【最高気温5度】服装のポイントは「もっさりしない」しっかり防寒
最高気温5度は天気によって雪がちらつくときもあります。
厚手のウールコートやダウン、ボアジャケットなどで風を通さないしっかり防寒がマストです。
しかし、重ね着するとどうしても着太りしてみえがちなので、すっきりとみせる工夫が必要です。
晴れの日も厚手のウールコートを
晴れの日でも風の強い日にはかなり寒さを感じます。
厚手のウールコートとストールでしっかり防寒。
冬に多くなりがちな黒やネイビーのコーディネートも、足元やレイヤードに白を効かせると全体が重い雰囲気になりません。
曇りの日は防寒小物もプラス
曇りの日はタートルニットやアームウォーマーなどを使ってさらにしっかりと防寒。
特に朝晩の冷え込みを強く感じるので、ボトムもフルレングスのものがおすすめです。
全体の色のトーンを合わせると着込んでもおしゃれに見えますよ。
雨の日は撥水付きのダウンがマスト
雨の日は撥水加工付きのダウンジャケットがマスト。
最高気温5度の日は雪に変わることもあるので、フード付きのものだとさらによいでしょう。
ダウンジャケットはどうしても着太りしやすいので、ギャザーが入っていないスカートや先が細いブーツを合わせるとすっきり見えますよ。
【最高気温5度】おすすめアイテム
ニットはローゲージやタートルネック
最高気温5度は、厚手のローゲージニットやタートルネックでしっかり防寒。
ローゲージニットは空気をはらんで、暖かいのでおすすめです。
ウールやカシミアなどの天然繊維だとなおいいでしょう。
スカートはニットスカートが暖かい
この時期広がるフレアスカートは寒さを感じるのでロング丈の広がらないニットスカートが暖かくおすすめです。
タイトシルエットならダウンジャケットのボリュームを視覚的に緩和してくれますよ。
パンツは起毛感のあるものを
パンツはコーデュロイや裏起毛のあったか素材がおすすめ。
この時期デニムは意外と寒く感じるもの。起毛感のある素材を選ぶのが鍵になります。
足元ブーツがおすすめ
雪がちらつく日もある最高気温5度の足元はブーツがベター。
特にサイドゴアブーツは今年のトレンド。
合皮なら防水スプレーをかけておけば雨や雪の日にも使えます。
【最低気温5度】は薄手羽織りでOK
最低気温5度の日中は、日が差すと暖かいですが朝晩はまだ寒く感じる春先の気温。
ニットやスウェットと軽アウター、もしくは薄手のトップスとロングコートがおすすめです。
晴れの日はスウェットにマウンテンパーカー
晴れの日は裏毛のスウェットとマウンテンパーカーで春らしく。
明るいカラーボトムは意外にも着回し力抜群。
マンネリコーデの差し色にも使えます。
曇りの日は肌寒く感じるのでトレンチコートが活躍
曇りの日は肌寒く感じるのでトレンチコートが活躍。
トレンチコートがお仕事風に見えてしまうかたは、足元をスニーカーではずしてあげるのがおすすめです。
雨の日はダウンベストや厚手のコート
やや肌寒く感じる雨の日はダウンベストや厚手の羽織りがおすすめ。
インナーやボトムを明るい色でまとめれば春らしさをキープすることができます。
「これは失敗…」気温5度の日にやってはいけないNGコーデ
着ぶくれして見えてしまうボリュームのある組み合わせはNG!
ボリュームのあるダウンにギャザースカートを合わせたコーディネート。
着ぶくれしてしまって見えます。
ボリュームのあるアウターや厚手のコートを合わせる場合のボトムスはコンパクトなものがおすすめです。
靴も先が丸いものは着太りして見えやすいので、先の細いものがよいでしょう。
また全体を淡い色にまとめると膨張してみえやすいので、どこかに濃い色をいれてメリハリをつけるのがおすすめです。
冬のマンネリコーデには色使いがポイント
冬はどうしても黒やネイビーの重たいカラーが多くなりがち。
「コーディネートに白を効かせる」「全体を3〜4色でまとめる」を意識すると上手にまとまります。無理をせずしっかり暖かいコーディネートで冬を乗り切りたいですね。
■執筆.....スタイリストはるか
アパレルデザイナーを経てパーソナルスタイリストとして独立。
全国のおしゃれ好き女性が集まるオンラインサロン主宰。
おしゃれがわからなくなってしまった「おしゃれスランプ」のアラフォー女性にむけて
おすすめのプチプラアイテムやコーディネート術をInstagram中心に発信中。