そのトレンド……じつはもう終わってます!取り残された40代がやりがちなコーデ
2023/12/19
冬物は、他の季節に比べて洋服自体の単価も上がるため、1つのものを大切に長く愛用することも多いですよね。
その分、買い替えのタイミングも難しく、時代遅れになっているかもしれません。
今回は、取り残された40代がやりがちな、懐かしのトレンド服を用いたコーデを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
コンパクトなムートンコート
1つ目は、「コンパクトなムートンコート」を使ったコーディネート。
見た目も温かく、冬の定番として知られているムートンコートですが、20代の頃に人気だったコンパクトなシルエットは、今では時代遅れ。どこか懐かしく、若作りに仕上がってしまいます。
もしも、ムートンコートを選ぶならば、サイズと色選びを慎重に。ダークブラウンや、ベージュなど、落ちついた色味のものがおすすめです。また、タイトなサイズ感よリも、ゆったりとしたシルエットや丈を選ぶことで、カジュアルになりすぎず大人のスタイリングに仕上がります。
ジャストサイズのVネックカーディガン
2つ目は、「ジャストサイズのVネックカーディガン」を使ったコーディネート。
肌寒い季節に1枚あると体温調節にも便利なカーディガン。ところが、インナーにシャツを合わせたり、ボトムもタイトなスカートを合わせていたら要注意。ひと昔前のコンサバなコーディネートに仕上がってしまいます。
もしもVネックのカーディガンを更新するならば、身幅と袖にゆとりがある羽織ものとして機能するサイズのものがおすすめ。ふんわりスカートや太めボトムスとも相性がよく、日常使いもしやすく出番が増えますよ。
オフタートルニット
3つ目は、「オフタートルのニット」を使ったコーディネート。
ニットの中でも保温性が高く、人気があるタートルネックのニット。ところが、首元のデザインがオフタートルになったものは、今のトレンドからは離れたデザインになってしまいます。首元はゆったりと着やすいイメージですが、その分目線も下がりやすいため、ふんわりスカートと合わせると体型が大きく見えてしまうので要注意。
おすすめは、締め付けが少ないタートルネックにチェンジすること。着心地はもちろん、新鮮なスタイルにきっと満足できますよ。
好きなテイストは残して定期的に見直す
40代になると、トレンドを意識するよりも、今の自分にとってどれだけ使いやすいアイテムなのか?を優先して洋服を選ぶこともとても大切です。
でも、好きだから、着やすいからと、あまりにも時代遅れに見えてしまうファッションではやはりもったいないですよね。
好きなテイストは残しつつ、デザインは定期的に見直しながら自分らしいスタイルを楽しんでくださいね。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部