ダイエットに失敗する人がやっている!間違った「食べグセ」

2018/07/08

やせたい気持ちはあるのに、「もったいないから」「ごほうびに」などと言い訳をして、ついつい自分を甘やかしてしまいがち。その食習慣こそがやせられない原因です。そんな間違った”食べグセ”を、今一度改めていきましょう!

栄養指導を通して1万人の悩みを解決してきたという、管理栄養士の菊池真由子さんに、ダイエットを失敗へと導いてしまう”食べグセ”について解説していただきました。

もったいない食い

残ったごはんを惰性で食べるクセ、今日で断ち切って!子どもの残したごはんは茶碗1杯分ほどあることが多く、その分だけお代わりしたのと同じこと。本気でもったいないと思うなら、ラップを掛けて翌日に回しましょう。

だらだら食い

食後いつまでも食べ続けるのは、目の前に食べ物があるせい。食べ物を撤去して、最低15分間、テレビなど食べ物以外のことに集中すると食欲が収まります。また、ホットミルクを飲むのもおすすめ。寝ている間にやせホルモンの分泌を促し、脂肪を分解してくれます。

つきあい食い

夫の晩酌につきあって飲み食いすると1日4食に。しかも夜10~翌2時は食べたものが最も脂肪に変わる時間帯です。ビールは1本、つまみは枝豆などルール決めが失敗を防ぐ鍵。

ごぼうび食い

疲れたときは甘いものより「甘酸っぱいもの」を!砂糖をふんだんに含む甘いものは吸収が早く、脳の栄養になるため、疲労が回復したと錯覚。2時間後には効果が切れるので、そのたび甘いものをとっていてはどんどん太る悪循環に。クエン酸の多いかんきつ系100%ジュースを飲むほうが、太らず疲労が回復します!

無意識のたっぷり食い

同じものを食べていても、太る人とそうでない人の違いは、使う調味料の量が要因の1つです。特に毎朝パンを食べる人は、マーガリンを塗る量で大きな差が。軽く塗るなら60kcalですが、たっぷり塗ると100kcal超え!

水代わりのジュース

ソフトドリンクには想像以上の砂糖が!例えば、よくある炭酸ジュース500mlには、スティックシュガー20本分が。過剰に飲むと、砂糖を点滴しているようなもので太るのは当然です。2日に1回、250mlを目安に楽しんで。

いつもの食習慣を見直すだけで、自然とダイエットにつながることも。まずは、ついやってしまっている“食べグセ”を見直してみることから始めてみましょう。

教えてくれた人…菊池真由子さん
管理栄養士。ダイエットや生活習慣病の予防対策など延べ1万人の栄養指導に携わる。著書『食べても食べても太らない法』(三笠書房)がベストセラーに。

参照:『サンキュ!』7月号「ダイエットに失敗する人の間違った「食べグセ」に喝!」より一部抜粋。掲載している情報は18年5月現在のものです。イラスト/松元まり子 構成/ RIKA 取材・文/和田美穂

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