「味噌汁」はダイエットの味方!オススメ具材BEST3!
2019/07/25
和食をつくるとき、外で食べるとき、「ほとんど」といっていいほどセットになっている「味噌汁」。味噌や出汁の優しい風味が懐かしさを感じさせ、心身ともにホッとさせてくれますよね。
そんな「味噌汁」なのですが、なんとダイエットにもうれしい食べ物なのだとヨガインストラクター・ビューティーフードアドバイザーの高木沙織さんは言います。
気になるその理由とは?
執筆/監修: ヨガインストラクター 高木沙織
ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...
発酵食品が腸にアプローチ
「味噌汁」の材料である味噌は、発酵食品。発酵食品といったら、腸内環境の改善をしてくれるということでも知られていますよね。
それは、発酵食品に含まれる乳酸菌や善玉菌の働きによるもの。腸内で悪玉菌が増殖すると腸内環境が悪化し、便秘や肌荒れ、免疫力低下などの原因になるのですが、乳酸菌・善玉菌がそれを抑制してくれるのです。
さまざまな不調のなかでも多くの女性を悩ませる便秘は、便が大腸にとどまりお腹がぽっこりしたり、体重が増加したり、皮下脂肪が増えやすくなったりするため、「ダイエットの天敵」だといわれています。発酵食品の力を借りて、腸内環境を整えてあげましょう。
食欲の調整にもなる
ダイエット中の何がツラいか……。それは、「食べたい気持ち」を抑えることではないでしょうか?空腹を感じたら「歯磨きをする」「ガムを噛む」「軽い運動をして気分転換をする」「寝てしまう」などの対策を取っているかたも多いようです。
そこで、ぜひ取り入れてみてもらいたいのが「味噌汁」。
食事の際に、「味噌汁」のような温かい汁物をとることで満腹感が得られやすくなり、過食の予防になるでしょう。また、出汁に使われる煮干しや昆布、しいたけなどに含まれる旨味は、食べたことへの満足感を高めてくれるともいわれています。
使用する具材にもよりますが、「味噌汁」1杯分のカロリーは23kcalと低め。ダイエット中の強い味方になってくれるでしょう。
ただし、お腹が空くたびに「味噌汁」を飲んでは、塩分の摂取量も気になるので、上手に取り入れて。
【参考】
※ 「メニューのご案内/サイド/味噌汁」- 株式会社大戸屋ホールディングス
(https://www.ootoya.com/menu/detail/003131.html)
具材でもスッキリボディを目指す
最後は、「味噌汁」に入れる具材について。ダイエットに役立つ具材を3つピックアップしていきます。
(1)切り干し大根
まずは、切り干し大根。切り干し大根は、マクロビオティックの世界では「デトックスの王様」と呼ばれる食材です。豊富な食物繊維とカリウムが、スッキリとした体づくりに役立ってくれるでしょう。
(2)きのこ類
きのこ類もまた「味噌汁」の具材にオススメ。先にお伝えした旨味の宝庫であるしいたけや脂肪の代謝を促すまいたけ、むくみをスッキリとさせるカリウムを含むなめこなどを入れてみてはいかがでしょうか。
(3)こんにゃく
最後はこんにゃく。こんにゃくの成分のほとんどは水分なのですが、水溶性食物繊維のグルコマンナンという便秘の解消や腸の老廃物・毒素の排出に期待される栄養成分を含みます。
私たちの食卓にとって身近な「味噌汁」がダイエットに役立つというのは、試してみない手はありませんよね。「味噌汁」離れをしていたかたも、これを機に献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
※ 「味噌汁」は傷みやすいのでつくり置きは控えましょう。