怪現象!「夏なのに太る人」がやりがちな生活習慣3つ
2019/08/03
夏は、「夏バテをして痩せる」と思われがち。ですが、それできれいに痩せてダイエット成功ということではありませんよね。暑さが和らいだら自然と食欲も戻ってくるでしょう。
それどころか、「むしろ夏は太ってしまうかたのほうが多い季節なのです」とヨガインストラクターでビューティーフードアドバイザーの高木沙織さんは言います。
「夏に太ったことがある」というかたは、次のような生活習慣に心当たりはありませんか?
執筆/監修: ヨガインストラクター 高木沙織
ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...
夏に太る生活習慣1:運動をしなくなる
屋外はもちろん、屋内での運動も暑さを感じる季節です。「涼しくなるまで運動を控える」というのは健康面への配慮になりますが、全く何もしないとなると筋肉量が減り、基礎代謝も下がってしまうでしょう。
そもそも、体温が気温と近くなる夏は体温維持のために使われるエネルギーが少なく済むため、ほかの季節と比べると基礎代謝が下がりやすいと言われています。激しい運動とまではいかなくても、ストレッチや軽めのエクササイズは継続したいところです。
自宅でヨガの動画を見て体を動かしたりするのもオススメですよ。
夏に太る生活習慣2:喉ごしがよい食事に偏る
「食欲がないから」と、冷たい麺類や氷入りのドリンクといった喉ごしがよいものばかり口にしてしまうのもわかります。ですが、その頻度が高いと内臓が冷えてしまい基礎代謝の低下を招くので摂りすぎには気をつけましょう。
アスパラガスやセロリ、トマト、きゅうり、レタス、じゃがいも、なす、ピーマン、スイカ、メロン、バナナ、酢などの食材もまた、体を内側から冷やす性質があるのでたくさん摂りすぎることがないように。反対に体を温める性質を持つかぼちゃやごぼう、生姜、にんにく、玉ねぎ、ねぎ、にんじん、味噌はバランスよく取り入れてみて。
それに、のど越しのよい麺類ばかりでは炭水化物の摂りすぎにもつながりますよ。
夏に太る生活習慣3:スタミナをつけようとしすぎる
「夏バテをしないために」とスタミナをつけるための食事に注力するかたも少なくありません。
そして、スタミナ食はカロリーが高いものが多い! 例えば、大手コンビニチェーンのハンバーグ弁当は約700kcal、大手外食チェーンのとんかつ定食は約900kcalといった具合です。基礎代謝が低下する夏に高カロリーなものばかりを摂っていてはどうなるかおわかりでしょう。
このような食べ物が悪いというわけではありませんが、夏太りしたくないかたにとってはカロリーのほかにも糖質や脂質、塩分も気になりますよね。ヘルシーでバランスのよい食事をベースに体調管理に役立てましょう。
なるべく涼しいところで汗をかかずに、冷たい飲食物を摂って過ごしたい季節ですが、夏太りの原因になるとわかったら改めようという気持ちになるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
教えてくれたのは・・・