ヨガ講師が伝授!どうしてもおなかが空いたときの対処法3つ
2020/03/05
「おなかが空いた」けれど、さっき食べたばかりだし、夜遅い時間だし……。
今食べるべきではないと頭ではわかっていても、一度食べたいという気持ちになってしまうとそれを静めるのは簡単ではありませんよね。
もう食べちゃう?
それとも気を紛らわして寝てしまう?
みなさんはおなかが空いたとき、どうしていますか?
このような悩みとは縁がなさそうに見えるヨガインストラクターの高木沙織さんですが、ある対策を取り入れることで食欲を抑え、体型維持に役立っているそうなのでさっそく教えてもらいました。
執筆/監修: ヨガインストラクター 高木沙織
ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...
おなかが空いたときの対処法1:目を閉じて5呼吸
食事のタイミングではないのに空腹を感じたときは、それが「どこから来た食べたい欲求なのか」を考えてみてください。
たとえば、テレビやスマートフォンの画面、スーパーの食品売り場で見た惣菜など。これは視覚からの食欲です。耳に入ってくる調理中の音や鼻から感じる匂い。また、ストレスが溜まっているときは心が食べ物を欲してしまうこともあるでしょう。食べたい気持ちはちょっとしたことで刺激されてしまうのです。
でもそれって、本当の食欲ではありませんよね。
もしニセの食欲が湧いてきたら、その場で目を閉じゆっくりと5回ほど呼吸をしてみてください。ゆっくりとした呼吸は、「今ここにいる自分」に意識を引きもどす手助けをして、必要以上に食べようとする気持ちを静める役に立ってくれるでしょう。
おなかが空いたときの対処法2:食べたあとの自分を想像する
食べているときというのは、満足感・幸福感により満たされるでしょう。
では、食べ終わったあとは?
「食べすぎてしまった」「どうして今、食べてしまったのだろう」「満腹を通り越して苦しい」など、後悔に襲われていませんか。
食事のタイミングではないときの飲食もたまにはよいのですが、食べる→後悔するという悪循環が習慣化されては食べることが楽しくなくなったり、ストレスに感じたりしてしまうかもしれません。
どうしても食べたい気持ちが湧いてきたら、“食べたあとの自分”を想像してみましょう。
食べたあと、幸せな気持ちになれるか思考を巡らせてみて。もし、幸せだと思うなら食べて、「今、食べなくてもいいかもしれない」「胃もたれするかもしれない」などと思うならやめる。
単純なことですが、これができるようになってからの筆者は間食がグッと減りました。
おなかが空いたときの対処法3:下から自撮りをする
鏡に映る姿をチェックして体型維持に役立てるのもよいのですが、自分に都合の悪い部分から簡単に目を背けることもできてしまいます。
その点、写真は正直です。
筆者はよく、ヨガウェア姿で鏡に映る自分の姿を自撮りして体型の変化をチェックするのですが、このような機会を持てない人は多いでしょう。
そこでオススメしたいのが、スマートフォンのカメラを起動しインカメラに切り替えたら“下から”自撮りをするという方法。
写真を撮るとき、上からだとシャープに映りますが、“下から”だとたるみが強調されて何割も増して写りが悪くなるので自分に厳しくなれるという荒業です。
撮影した写真は自分だけがチェックをして、すぐに消してしまってもよいでしょう。間食や暴飲暴食をしたくなったら試してみて。顔やおなかなど、下から撮った写真はなかなかのインパクトですよ。
どれもすぐにでも取り入れられるものばかり。
今まさに「何かつまもうかな」と思っている人は、試してみてはいかがでしょうか。