どうせ息するなら…朝晩の3分で気持ちよくやせる方法
2021/01/25
長期のマスク生活によって、呼吸が浅くなり自律神経が乱れて太ってしまう人が続出中。でも大丈夫。朝晩のたった3分の呼吸でみるみるやせる体に♪呼吸で代謝アップ&気持ちもすっきりさせちゃいましょう。
<教えてくれた人>
ヨガインストラクター 平賀恭子さん
呼吸スペシャリスト。セルフケアの一環としてヨガの効果を感じ、独自のスタイルを確立。著書に『息をするたび、心と体が整う 呼吸がすべて』(オレンジページ) オンラインヨガ教室(https://studioshanti-online.com)も実施中。
朝晩の呼吸で自律神経が整い、代謝がみるみるアップ。やせやすい体になる!
交感神経と副交感神経の2つからなる自律神経は、内臓の働きを調整してくれます。この自律神経が乱れると、内臓の機能が低下し消化が悪くなるほか、血流が悪くなり、体が冷えて代謝が低下してしまいます。自律神経を整えるために必要なことは、呼吸を整えること!特に朝晩は自律神経を整える絶好のタイミング。たった3分で代謝が上がり、やせやすくなります。
【朝3分】血流がよくなりポカポカに!全身代謝アップの呼吸
◆やり方
両手を組んで手のひらを天井に向け、鼻から息を吸いながら腕をぐっと上に伸ばします。ゆっくり3秒間、鼻から吸ったあと、ゆっくり吐く。これにより、 体の"スリープ状態"がやさしく解除され、活動的になる交感神経が活性化し、体も脂肪燃焼モードに。
3秒ゆっくり数えて吸って吐いて3回。
・手のひらを外側に向ける
・胸を前に開くイメージ
・後ろに反るように伸ばす
ハァ~とゆっくり吐きます。
大きな口でため息をつくイメージでゆっくり息を吐きながら、手を大きく左右に広げるようにしてゆっくり元に戻します。
体が硬い人は
いすの背に寄りかかると体がより伸びてさらに効く!
あぐらで背中を反らせるのがキツい場合、いすの背もたれに寄りかかるとラク。こちらも同じように肋骨を左右に開くイメージで行って。
日中のデスクワーク中はこんな呼吸もオススメ
肩を耳に近づけるようにぎゅっと持ち上げ、息を吐きながら肩を落として一気に脱力。そのあとは自然と深い呼吸ができます。
肩を上げて。
ストンと下げる。
【夜3分】寝ている間もやせていく!代謝アップの呼吸
◆やり方
ひざを立てて座り、クッションや枕を抱きかかえます。上半身を枕に預けるようにして、力を抜いてリラックス。背中がふわ~っと広がるイメージでゆっくりと息を吸い、ゆっくり吐く。深い呼吸を繰り返すことで、副交感神経のスイッチが入り、寝ている間の脂肪の燃焼を促します。
ゆっくり吸って吐いて10回。
・体を丸めて
・クッションや枕をおなかに
やせを加速させたい人向け応用編
【夜中】燃焼アップの呼吸
吸って吐いて10回。
おへそを境に上腹部(横隔膜がある場所)に右手、下腹部に左手を(逆でも可)当てます。このとき、ひじは浮かさず、床につくように。足裏でしっかり床を押しますが、このとき腰を浮かせないように注意。ゆっくりと鼻から吸って吐いてを10回。
2週間やってみました!!
サンキュ!読者 みーままさん 40歳
身長156cm
朝晩の呼吸だけなので始めやすく、どれも簡単で気がついた時にもやっていました。悩んでいたお腹のたるみが少し引き締まり、わずかながらにくびれもできた気がします♪
【Before】
体重57kg
ウエスト77cm
【After】
体重56kg
ウエスト74cm
参照:『サンキュ!』2021年2月号「ついでにやせるダイエットスペシャル」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。撮影/回里純子 構成/坂井勇太朗(風讃社) 取材・文/福山雅美 モデル/榊山登紀子 編集/サンキュ!編集部
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