「掃除機かけるー!」子どもがすすんで掃除をする為に変えた4つのこと
2021/10/01
汚れもイライラも溜めない暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターの坂田亜希です。
家事代行業ハウスクリーニング士の観点から日々のちょこっと掃除を楽しく続けられるコツをお伝えします。今回は我が家が実践済み「子どもがすすんで掃除機をするようになる環境作り」についてご紹介します。
子どもが部屋を汚すのは当たり前
子どもは汚す。こぼす。散らかす。私も子どもの頃そうだったように誰もが通る道。こぼさない子どもはいない!!それにしてもよくこぼす。ごはん、パンくず、お菓子、消しカス、ティッシュのゴミ、お菓子袋の切れ端など。
でもこぼされる度にイライラしていては身が持ちません。子どもが低年齢だと仕方ないですが、わが子は9歳と7歳なので、もう自分でできる年齢。いやっ!できる。いやっ!やってほしい。やってください。お願いします。との思いで策を練り、環境を整えました。
1 コード式掃除機さようなら
我が家は今までずっとコード式掃除機でした。充電式でないので、稼働時間も気にしなくていいですし、吸引力も悪くない。正直便利です。しかし・・・子どもに「ちょっと掃除機かけて!」と言った時に、「えーめんどくさい。」と言われることも。
確かに子どもにとってはやらなければならない工程が多すぎます。
掃除機を取りに行く。コードを伸ばす。コードをコンセントにさす。ゴミを吸う。コンセントを抜く。コードを片付ける。(一発でコードが掃除機内に収まらないとタイムロス)掃除機を元の位置に戻す。
この工程はやりたくない理由になりますね。だからこそ我が家はコード式をおもいきって手放しました。
2 軽量のスティッククリーナーに。
子どもでも掃除機がけが簡単に出来るようにとにかく軽さを重視しました。家電量販店に子どもと一緒に行き、子どもにもスティッククリーナーを持たせて、どの程度の重さなら大丈夫かを確認しました。
ただし、スティッククリーナーは充電式なので、連続稼働時間が短い商品もあります。戸建てなど部屋数が多かったり、階段があったりすると途中で充電がなくなることもありますので、各ご家庭で軽さ以外にどのポイントをおさえておきたいか優先順位を決めて選んでみてください!!
3 誰でもすぐに目に入る場所に置く
家族全員が掃除機がどこにあるのか当たり前に把握が出来るように、我が家はリビングの端に置いています。床にこぼしたら、サッと掃除機が取れる環境にしています。
こうすることで、子どもだけでなく、普段掃除をしない夫まで掃除機をするようになりました。これは予想外のラッキーな流れでした。
4 スティッククリーナーをインテリアの一部に
そうは言っても、リビングに掃除機があるとお友達が遊びに来た時に掃除道具を見られるのは恥ずかしいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに掃除機は人に見せるものではないかもしれませんが、そこをあえて我が家は見せるように置いています。スティッククリーナーまわりには基本的に物を置かずにスッキリさせて、まるでオブジェのように。オブジェとは言いすぎかもしれませんが、最近はスタイリッシュでおしゃれなスティッククリーナーもたくさん出ていますので、是非お気に入りを探してみてください。
今回は、子どもがすすんで掃除機をかけたくなる環境づくりについてご紹介しました。ぜひ取り入れてみてくださいね。
記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。