気になる「ちくわ天」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/18
この記事では「ちくわ天」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
ちくわ天を食べると太りやすい?
ちくわ天は、ごはんのおかずにも、酒のつまみにもなる親しみやすい料理です。また、ちくわは、たんぱく質を摂りやすい食材として挙げられます。
ちくわ天は、衣をつけて油で揚げていることから、ちくわよりも高カロリーになります。そのため、ちくわ天の食べ方を工夫することでカロリーが気になる方でも取り入れやすくなるでしょう。
ちくわ天1食分のカロリー
ちくわ天には、ちくわを天ぷら粉で揚げたもののほか、青のりを衣にまぶした磯辺揚げもあります。衣も天ぷら粉を使う場合と小麦粉を使う場合があるため、衣のつくり方によっても多少カロリーが変わります。
ここでは、天ぷら粉を使ったちくわ天と小麦粉に青のりを加えた磯辺揚げのカロリーを紹介します。天ぷらには、卵を衣に混ぜるレシピと混ぜないレシピがありますが、ここで紹介するカロリーにはいずれも卵が含まれています。
ちくわの天ぷらのカロリー
ちくわ天のカロリーは、1食分42gあたり74kcalです。ちくわのカロリーは、1本30gあたり36kcalのため、天ぷらにすることでカロリーが倍以上になってしまいます。
ちくわ天に使われている卵のカロリーは、2gあたり4kcalのため、ちくわに比べてカロリーが増えている原因は揚げ油ということが分かるでしょう。
ちくわの磯辺揚げのカロリー
衣に青のりを混ぜた磯辺揚げのカロリーは、1食分42.1gあたり74kcalとなっています。ちくわ天には使われていない青のりのカロリーは、0.1gあたり1kcalと低いため、ちくわ天とカロリーはほとんど変わりません。
また、小麦粉を使って天ぷらをつくる場合、小麦粉のカロリーは2gあたり8kcal、天ぷら粉を使ってつくる場合、天ぷら粉のカロリーは2gあたり7kcalのため、どちらを使用してもほとんど差はないことが分かるでしょう。
ちくわ天の炭水化物量は?
ちくわ天の炭水化物は、1食分42gあたり5.58gです。油で揚げているため、脂質も3.84gあります。
ちくわは、たんぱく質が多く含まれている食品として、運動後に食べる人もいますが、天ぷらにしてしまうと脂質量が増えてしまうため、注意が必要です。
また、炭水化物は糖質と食物繊維に大きく分けられるため、1食分42gあたり5.53gの糖質が、炭水化物の大部分を占めていることが分かるでしょう。
たんぱく質を補給するためにちくわ天を食べるときは、炭水化物のほとんどが糖質ということを意識しておきましょう。
ちくわ天を食べるときのポイント
ちくわ天は、ちくわをそのまま食べるよりもカロリーが高くなってしまいますが、そのまま食べるのとは違う味わいがあります。
カロリーや脂分が気になるものの、ちくわ天を食べたいというときは、ひと工夫することで、カロリーや脂分を抑えることも可能です。食べたいものを無理に我慢するのではなく、工夫して食べたいものを楽しみましょう。
衣を薄くする
衣を厚くしたちくわ天もおいしいですが、カロリーが気になるときは衣を薄くしてみましょう。ちくわ天のカロリーが高くなってしまう原因は、ちくわにまとわせる衣と揚げ油にあります。
ちくわ天の衣に使われる小麦粉は、油を吸収しやすいため、衣を薄くすることでカロリーを抑えられるでしょう。
衣の厚さによってカロリーも食感も変わるため、体調や気分に合わせて調整することをおすすめします。
揚げ油を工夫する
ちくわ天を食べるときは、揚げ油を工夫しましょう。
植物成分である中鎖脂肪酸には、脂肪をつきにくくする働きがあるため、揚げ油を一般的なサラダ油から、中鎖脂肪酸が含まれているオイルに変えてみるのもおすすめです。
それにより、一般的なサラダ油よりもあっさりと、口当たりも軽めの揚げ物に仕上がります。また、たっぷりの油で揚げるよりも、少量の油で「揚げ焼き」にする方がカロリーを抑えられるでしょう。
揚げ物用の天ぷら粉を使う
カロリーが気になる方は、油をあまり使わずにサクッと仕上げることができる揚げ物用の天ぷら粉を使うことをおすすめします。
ちくわ天の衣を小麦粉ではなく、揚げ物用の天ぷら粉を使うことで、少ない油でも揚げることができ、その分油の吸収も少ないため、カロリーを抑えられるでしょう。
ちくわをカットせずに揚げる
カロリーを抑えるためには、ちくわをカットせずに天ぷらにするのがおすすめです。
揚げ物は、平たいものや細かくカットしたものなど、具材と油が接する面積が広いほど油をよく吸収します。
そのため、1口サイズではなく、カットせずに揚げることで吸油量を減らせるため、カロリーを抑えられるでしょう。
野菜と一緒に食べる
ちくわ天を食べるときは、食物繊維が多く含まれている野菜と一緒に食べると良いでしょう。
揚げ物を食べるときは、キャベツや白菜などの食物繊維が多く含まれている野菜から食べると、食物繊維が消化吸収をゆるやかにしてくれる働きがあるため、血糖値の急上昇を避けられます。
また、糖の吸収を穏やかにし、余分な脂肪の吸収を抑える働きもあるため、カロリーが気になる方は試してみてください。
ちくわ天のカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
この記事では、ちくわ天のカロリーや炭水化物量、食べるときのポイントなどを紹介してきました。
ちくわを天ぷらにしてしまうとカロリーが高くなってしまいますが、食べるときのポイントを参考に工夫することで、ちくわ天も取り入れやすくなるでしょう。
ぜひ、この記事で紹介したちくわ天のカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方を工夫してみてはいかがでしょうか。