気になる「豚足」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/20
この記事では「豚足」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
豚足を食べると太りやすい?
じっくりと煮込まれた豚足のプルプルとした食感から、豚足は高カロリーなイメージをお持ちのかたも多いのではないでしょうか。
豚足は、たんぱく質と脂質が多い傾向にありますが、炭水化物が含まれていないなどの特徴があるため、食べ方を工夫することでカロリーが気になるというかたでも取り入れることができるでしょう。
しかし、食べすぎてしまうと太る原因になる可能性もあるため、注意が必要でしょう。
豚足1食分のカロリー
豚足のカロリーは、1食分(100g)あたり230kcalです。これは皮つきのままゆでた場合のカロリーとなっています。
スープにして食べたり、調味料を使って煮込んだりした場合は、カロリーも異なってくるため、ダイエット中などのカロリーが気になるというかたは、食べすぎに注意しましょう。
豚足の炭水化物量は?
豚足炭水化物量は、1食分(100g)あたり0gです。
炭水化物は、「糖質」と「食物繊維」に大きく分類されるため、炭水化物が0gであれば、糖質も含まれていないということになります。
このことから、糖質を控えているかたにも豚足はおすすめの食材といえるでしょう。
豚足を食べるときのポイント
豚足には炭水化物が含まれていないため、糖質制限中などのかたでも、取り入れやすい食材といえるでしょう。
ここからは、豚足を食べるときのポイントについて解説します。豚足に含まれる成分を効果的に取り入れたり、炭水化物が含まれていないというメリットを活かしたりするために、ポイントをしっかり押さえて食べるようにしましょう。
おでんに入れて食べる
栄養バランスを整えるために、豚足をおでんの具として入れ、野菜などといっしょに食べるようにしましょう。
バランスのとれた食事とは、ごはんなどの主食、肉や魚などのたんぱく質を主体とした主菜、野菜やきのこ類などを使った副菜、そして汁物を組み合わせた食事を指しますが、豚足は煮込み料理にすることが多く、野菜が不足しがちです。
おでんの具材として豚足を入れて、さらにビタミンやミネラルが多く含まれているブロッコリーやほうれんそうなどの野菜もいっしょに摂取することで、栄養バランスが偏りにくくなるでしょう。
ビタミンCをいっしょにとる
豚足に含まれているコラーゲンを効果的に摂取するためにも、ビタミンCが含まれる食品といっしょに食べるようにしましょう。
豚足にはコラーゲンが多く含まれていますが、コラーゲンを体内で合成させるためには、ビタミンCが不可欠となっています。そのため、豚足を食べるときは、ビタミンCが多く含まれているブロッコリーやパプリカなどといっしょに食べるようにしましょう。
また、厚生労働省は、30歳~49歳におけるビタミンCの1日の摂取量を100mgと定めているため、健康にも気を遣いたいかたは参考にしてください。
味つけに注意する
豚足を調理するときは、砂糖やみりんなどの調味料の使用を控え、なるべくシンプルな味付けにしましょう。
前述したように、豚足は炭水化物の一部である糖質が含まれていない食材ですが、砂糖やみりんを使って味つけをすることで糖質が増えてしまいます。
大さじ1あたりの糖質は、砂糖が9gあたり8.93g、みりんが18gあたり7.78gとなっているため、糖質が含まれていない塩などのシンプルな味つけにすることで糖質を抑えられるでしょう。
糖質制限中のかたやふだんから健康を気にしているかたは、気をつけることをおすすめします。
圧力鍋で調理する
柔らかくなるまでに時間を要する豚足は、圧力鍋を使って時短調理するのがおすすめです。
ふつうの鍋で調理した場合、豚足が柔らかくなるまでに2時間ほどかかるため、その間はつねに鍋に気を配る必要がありますが、圧力鍋を使うことで大幅に調理時間を短縮できます。
また、圧力鍋の種類によっては、火を消した後も15分以上鍋の内部を100度以上に保って余熱調理できる物もあるため、ガス代や電気代の節約にもつながるでしょう。
ゆっくり噛んで食べる
豚足を食べるときは、ゆっくり噛んで食べましょう。
咀嚼回数が少ないことは早食いにつながる可能性があります。また、脳が満腹感を感じるまでには20分ほどかかるため、早食いをすることで満腹と感じるまでの間に食べすぎてしまうのです。
しかし、ゆっくり噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、少量でも満腹感が得られるため、食べすぎを防ぐことができます。
ダイエット中などのカロリーが気になるというかたは、ぜひ試してみてください。
夜遅くに食べない
豚足を食べるときは、夜遅くに食べないように心がけましょう。
夜間は消化管の機能が活発になり、食べた物の栄養が消化吸収されやすくなっています。また、夜は朝や昼と比べて外出する時間も少ない傾向にあるため、エネルギーが消費されにくいでしょう。
消費されなかったエネルギーは体脂肪として蓄積されてしまうため、豚足を食べるときは日中や早めの夕食時に食べることがおすすめです。
豚足のカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
炭水化物がゼロである豚足ですが、味つけや食べる時間帯によっては、豚足が持つメリットを打ち消してしまう可能性があるため、食べ方には注意が必要です。
食べる際に押さえるべきポイントをしっかりと把握し、ダイエット中やカロリーが気になる場合でも、おいしく豚足を食べましょう。