気になる「ジン」のカロリーや炭水化物量とは?飲む際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/28
この記事では「ジン」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい飲み方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は、テキスト下部に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
ジンを飲むと太りやすい?
ジンは、大麦・ライ麦・ジャガイモ等の穀物・芋類を原料にした蒸留酒です。そのため、カロリーが気になるというかたは、ジンは控えるべきか、積極的に取り入れるべきか気になるでしょう。
ジンは低カロリーとは言えませんが、栄養素はほとんど含まれていないため、ダイエット中などのかたでも取り入れやすいです。しかし、おつまみを食べすぎてしまうことで太る原因にもなるため、注意しましょう。
上手にジンを取り入れるためにも、この記事で紹介するポイントを押さえておくことをおすすめします。
ジン1杯分のカロリー
ジン1杯分のカロリーは、100ml(94g)あたり267kcalです。グラスのサイズにもよりますが、一般的な45mlのショットグラスの場合は128kcalとなっています。
また、ジンをカクテルにして飲む場合は、ジンのカロリーだけでなくリキュールのカロリーも考慮する必要があるため、注意しましょう。
ジンの炭水化物量は?
ジン1杯分の炭水化物量は、100ml(94g)あたり0.09gです。
そのほかの三大栄養素については、タンパク質は100ml(94g)あたり0g、脂質は100ml(94g)あたり0gとなっていることから、炭水化物のみが含まれていることが分かります。
また、炭水化物の一部である糖質は100ml(94g)あたり0.09gとなっています。このことから、炭水化物のすべてを糖質が占めていることが分かりますが、少量のためそこまで気にする必要はないでしょう。
ジンを飲むときのポイント
ジンは、飲み方を工夫することで、ダイエット中などのカロリーが気になるかたでも取り入れやすくなるでしょう。
ここからは、カロリーを抑えるポイントも含めて、ジンを飲むときのポイントをいくつか紹介していきます。
炭酸水で割る
ジンを飲むときは、炭酸水で割ることをおすすめします。
ジンは、トニックウォーターで割る「ジン・トニック」というカクテルで飲まれることが多いです。しかし、トニックウォーターは加糖されているため、無糖の炭酸水で割ることでカロリーを抑えられるでしょう。
カロリーが気になるかたは、ぜひ試してみてください。
ゆっくり少しずつ飲む
ジンは、アルコール度数が高く酔いやすいお酒であるため、飲むときはゆっくり少しずつ飲むと良いでしょう。
アルコール度数が高いお酒は酔いやすいため、適量をゆっくり少しずつ飲むことをおすすめします。アルコールが分解される速度や適量には個人差があるため、自分の体質を知ることも大切でしょう。
また、体調が優れないときはアルコールの分解能力が弱くなり、アルコールが体に残りやすくなる可能性があるため、注意しましょう。
空腹時に飲まない
お酒を飲むときは、空腹時に飲まないようにしましょう。
空腹時にお酒を飲むことで、アルコールに刺激されて胃の粘膜が荒れ、酔いが回りやすくなってしまうため、ジンを飲むときも空腹を避けておつまみを食べながら飲むことがおすすめです。
チーズなどの脂肪が含まれている食品をおつまみとして食べることで、胃の粘膜を保護する効果が期待できるでしょう。
また、豆類・魚・肉などのたんぱく質が含まれている食品は、肝臓の細胞の修復を促したり、アルコール分解の効果を高めたりするため、健康にも気を遣いたいかたは試してみてください。
おつまみを食べすぎない
ジンを飲むときは、おつまみを食べすぎないようにしましょう。
アルコールは、体内でほかのエネルギーよりも優先的に消費されます。アルコールが体内にある間は、おつまみから摂取したエネルギーの消費が後回しになり、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。
前述したようなおつまみは必要ですが、ジンといっしょに食べるおつまみはなるべく低カロリーのものを選ぶとよいでしょう。
ジンに合うおすすめのおつまみレシピ
ジンを飲むときは、どのようなおつまみが合うのでしょうか。
ここでは、ジンに合うおすすめのおつまみレシピを2つピックアップしてご紹介します。ジンだけでなく、おつまみにもこだわってみてはいかがでしょうか。
おすすめレシピ1:ラディッシュのアンチョビ炒め
1つ目のおすすめレシピは、「ラディッシュのアンチョビ炒め」です。アンチョビの塩気が、ジンのドライな味わいを引き立ててくれるでしょう。
調味料は使用せず、アンチョビの塩気で味つけをしていきます。アンチョビとラディッシュ・大根を炒めるシンプルなレシピであるため、おつまみをさっと用意したいときに活用するとよいでしょう。
おすすめレシピ2:小松菜ペペロンチーノ
2つ目のおすすめレシピは、「小松菜ペペロンチーノ」です。ペペロンチーノとありますが、パスタは使用しないため、カロリーを抑えてジンを楽しむことができるでしょう。
塩気の効いたピリ辛ペペロンチーノ味で、ジンだけでなくほかのお酒との相性もよいため、料理のレパートリーに取り入れてみてはいかがでしょうか。
ジンのカロリーや炭水化物量について知り飲み方を工夫しよう!
大麦・ライ麦・ジャガイモ等の穀物・芋類を原料にしたジンは、「太りやすい」と思われがちです。しかし、飲み方を工夫すればカロリーを抑えることもできます。
また、ジンはアルコール度数が高いお酒です。空腹時には、おつまみを取り入れるといった飲み方も意識しましょう。その際、おつまみの食べすぎに注意してください。
ジンのカロリーや炭水化物量について知り、必ず週2回以上の休肝日をも受けながら上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。