【週5000円献立】超人気節約インスタグラマーが伝授!定番食材&おつとめ品でにぎやかワンプレート献立
2022/02/10
定番食材とおつとめ品でも週に5000円献立ができるんです!ワンプレート盛りで洗い物や配膳も楽チン&満足感もあって家族にも好評◎。ボリュームたっぷりなメニューを紹介します。
<教えてくれた人>
memimemiさん(大阪府 32歳)
5歳の男の子の母。インスタグラム(@memimemi19.2.5)で紹介する節約献立やワンプレートごはんが大人気。和食店での調理経験も。
◎ごはんDATA◎
●食費 月2万円台(3人分)
●食費の管理方法 カード決済でも現金管理にし、決めた額に収める
●買い物頻度 週末と週の中日の2回
●よく行く店 近所の激安スーパーや時々業務スーパー
定番食材&おつとめ品でワンプレート!週5000円 献立
「毎週、定番の食材だけを買うようにしたら、買いすぎや予算オーバーがなくなりました。おつとめ品が登場する時間を狙って買い物をするのも楽しみの一つ。冷凍保存したり、早めに使い切れば、腐らせる心配もありません!」というmemimemiさん。ワンプレート盛りにするのが定番で、メリットも多いのだとか。「たとえ節約料理でも、ワンプレートに彩りよく盛りつけると豪華!洗い物や配膳がラクになるし、満足感があると家族にも好評です♪」。
週5000円献立成功の秘訣
1 買う種類と量を決めて表で管理すればムダなし
表の上に在庫や買ってきた食材を書き、メニューを考えます。早く使い切りたい食材には赤丸をつけ、食材の個数も記すようにしたら、食材ロスが激減!
2 おつとめ品を活用し、浮いたお金でラクをする
まぐろや牛肉など、豪華な食材はおつとめ品でゲット。食材が安く手に入って予算が余ったら、ごほうび外食や総菜に回してラクしちゃいます。
3 食費は現金管理で見える化すれば予算内に収まる
ポイントがたまるので食費はカード払いですが、管理は現金。週の予算をケースに入れておき、使ったら別のケースに移動すれば使いすぎ防止に。
日曜日に買った物
週末に買い出しに行き、不足分だけ買いたし。いつもほぼ同じ物を買うので、買い物もスムーズ。
※memimemiさんは3人家族ですが、本誌のために4人分の献立を考えてくれました。※価格は購入当時の目安です。購入する店舗や時期によって異なります。
1日目(月)鶏胸肉で台湾風から揚げ献立
お安い鶏胸肉も揚 げればボリューミー!副菜はレンジがラク。
●台湾風から揚げ~ジーパイ~ 皮をはがした鶏胸肉2枚(400g)
●レンジで春雨サラダ 春雨1/2袋 にんじん1/2本 きゅうり1本 ハム1パック
●レンジでわかめスープ 乾燥わかめ大さじ1 ねぎ1/2本
●飾り野菜 おつとめ品のにんじん(キャロットラペ)1/2本分、サニーレタス、ミニトマト、冷凍ブロッコリー、青じそ各適量
スープやサラダは電子レンジをフル活用
耐熱ボウルに水、具、調味料を入れてレンチンすればスープが完成。サラダ用の春雨をもどしたり、野菜をゆでる作業もレンジで時短できます。
ざくざく食感がやみつきに!
台湾風から揚げ~ジーパイ~(4人分)
皮をはがして観音開きにした鶏胸肉をそれぞれ2等分し、ラップを掛けて厚さ1cmになるまでめん棒でたたいてのばす。しょうゆ大さじ1 1/2、酒大さじ1、みりん小さじ1、砂糖大さじ1/2弱、五香粉小さじ1/2、顆粒鶏ガラスープの素、おろしにんにく、おろししょうが各小さじ1を混ぜ合わせた液に鶏肉を30分漬け、片栗粉をたっぷりまぶして揚げる。
和食店の元調理スタッフmemimemiさん流
映えるワンプレートはこう盛ろう!
□彩りになる赤や緑系の野菜を常備しておく(冷凍ブロッコリーも便利)
□同じ色が隣にならないように配置する
□ご飯は茶碗や器で型抜きしてこんもり盛る
□おかずは立体感が出る盛りつけでボリューム感UP
□汁ものや水けが多い物はカップや器に盛る
直径26cmくらいのプレートを使用。スープカップや小ぶりな器を組み合わせます。
2日目(火)焼き魚+ボリューム副菜 献立
魚の日はレンチンだし巻き卵&ちくわの磯辺"焼き"で満足度UP。
●鮭の塩焼き 塩鮭4切れ
●ちくわの磯辺焼き ちくわ1袋
●レンジで巻かないだし巻き卵 卵4個 万能ねぎ適量
●レンジで小松菜と白菜の塩昆布あえ 小松菜1わ 白菜3~4枚
●飾り野菜 サニーレタス、ミニトマト、冷凍ブロッコリー、ヤングコーン、青じそ各適量
だし巻き卵も電子レンジなら失敗せずにふわとろ
耐熱ボウルに卵、白だし、砂糖を入れて混ぜ合わせ、レンジ(600W)で2分加熱。1回取り出してかるく混ぜ、さらに40秒加熱。
3日目(水)鮭フレーク炒飯 献立
おつとめ野菜と鮭フレークで激安。鶏皮は捨てずにから揚げに。
●鮭フレーク炒飯 鮭フレーク 量 冷凍みじん切り野菜(おつとめ品のにんじん1本、ねぎ1 1/2本、小松菜1わ) 量 卵2個
●鶏皮のから揚げ 鶏胸肉の皮4枚分
●レンジで中華サラダ もやし1袋 にんじん1/2本 きゅうり1本
●レンジでねぎと豆腐ののりスープ 木綿豆腐330g 万能ねぎ適量
●飾り野菜 おつとめ品のにんじん1/2本分 (キャロットラペ) サニーレタス、ミニトマト、青じそ各適量
おつとめ野菜はみじん切りにして冷凍
にんじん、小松菜、ねぎは、購入後すぐに刻んで冷凍しておけば便利。炒飯やオムライス、メンチカツの具などにも使えて便利。
4日目(木)残り野菜のカレー献立
余りそうな野菜はカレーにIN。カレーとピクルスは2日分作って、翌日リメイク。
●目玉焼きのっけキーマカレー 豚こま切れ肉250g にんじん1本 玉ねぎ2個 じゃがいも3個 パプリカ1個 卵4個
●レンジでひじきサラダ 乾燥ひじき1袋 ツナ1缶 ブロッコリー(茎以外)1個 にんじん1/4本
●レンジでパプリカのピクルス パプリカ2個
●飾り野菜 サニーレタス、ミニトマト、冷凍ブロッコリー、ヤングコーン各適量
お安い豚こまは自家製ミンチに
わざわざひき肉を買わなくても、フードプロセッサーで一発!安上がりだし、おいしい。
5日目(金)カレーをリメイク 献立
前日のカレーは、自家製ホワイトソースとチーズをかけて焼けばごちそう!
●カレードリア 前日のキーマカレーの残り ピザ用チーズ1/3袋
●ビシソワーズ じゃがいも2個 玉ねぎ1/2個
●ブロッコリーの茎とハムのサラスパ ブロッコリーの茎1個分 ハム1パック サラスパ1袋
●飾り野菜とゆで卵 前日のピクルスの残り 卵4個 サニーレタス、ミニトマト、冷凍ブロッコリー各適量
6日目(土)鶏胸肉でヤンニョムチキン献立
お出かけしても、帰宅後に焼く&チンするだけならラク~。
●ヤンニョムチキン 皮をはがした鶏胸肉2枚(400g)
●レンジでかに玉 卵4個 かに風味 かまぼこ1/2袋
●きゅうりのツナあえ きゅうり1本 ツナ1缶
●レンジで豆腐と白菜の中国風スープ 木綿豆腐330g 白菜2~3枚
●飾り野菜 サニーレタス、ミニトマト、ブロッコリー、青じそ各適量
お出かけ前やすき間時間の下準備で夕食作りが時短に
鶏胸肉に下味や粉をつけ、甘辛だれも作っておき、揚げるだけの状態に。副菜用の野菜も洗って切っておけば、ムダな外食も防げる。
しっかり味でご飯が進む!
鶏胸肉でヤンニョムチキン(4人分)
しょうゆ、おろししょうが各小さじ1、マヨネーズ大さじ1を混ぜ合わせた液に、皮をはがして一口大に切った鶏胸肉を15分漬け、片栗粉適量をまぶして、多めの油で焼く。余分な油を拭き取り、ケチャップ大さじ2、コチュジャン、砂糖、酒各大さじ1、オイスターソース小さじ2、おろしにんにく適量を加え、ひと煮立ちしたら鶏肉にからませ、白いりごまをまぶす。
7日目(日)豆腐とツナの落とし揚げ 献立
豆腐&ツナ缶も揚げればごちそう!副菜で残り物も使い切り。
●豆腐とツナの落とし揚げ 木綿豆腐240g ツナ1 1/2缶(約100g) 玉ねぎ1/2個 にんじん1/2本
●レンジで白菜とかにかまあえ 白菜4~5枚 かに風味かまぼこ1/2袋
●レンジで残り野菜の春雨スープ 春雨1/2袋 にんじん1/4本 万能ねぎ、白菜の残り
●残り野菜のポテトサラダ じゃがいも3個 きゅうり1本 ツナ1/2缶 卵2個
●飾り野菜 サニーレタス、ミニトマト、冷凍ブロッコリー、青じそ各適量
半端野菜は全部スープやサラダで使い切る
半端に残っている野菜は春雨スープやポテサラ、あえものなどの具としてIN。主菜で使って微妙に残ったツナもポテサラに加えて食べ切る。
肉がないときのお助けメニュー
豆腐とツナの落とし揚げ(4人分)
ボウルに木綿豆腐、ツナ、玉ねぎとにんじんのみじん切り、マヨネーズ大さじ3、顆粒コンソメスープの素小さじ1 1/2、塩、こしょう各少々、小麦粉大さじ8をスプーンで混ぜ合わせる。生地をスプーンで落としながら、少量のサラダ油で揚げ焼きにする。
参照:『サンキュ!』2022年2月号「週5000円台献立」より。掲載している情報は2021年12月現在のものです。撮影/高杉純 構成/草野舞友 取材・ 文/鹿島由紀子 編集/サンキュ!編集部