フルーツのプロが教える!ぶどうは〇〇から食べるのが1番おいしい!
2021/10/11
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
ぶどうは暑さの盛りから少しずつ出回りはじめ、涼しくなるまでたのしめる日本人に大人気のフルーツ。種なしや皮まで食べられるものなど品種も多く、自宅で味わう以外にもギフトにしてもよろこばれますよね。
大きな房についている実は、じつは場所によって甘さがちがうのですが、どこが甘いかわかりますか?
甘い実を最後に残したい人におすすめの、食べる順番をご紹介します。
房の「上」の方が甘い
ぶどうは枝に近い方の実から熟して甘くなっていくので、房の「上」の方が糖度が高くなります。
りんごやキウイのように、フルーツは実の下の方が甘いイメージがあるかもしれませんが、ぶどうは逆で上の方が甘いので、下から食べていくと最後に甘い実がたのしめるのです。
粒では「下」の方が甘い
房の上下で甘みが異なることは、前述のとおりですが、じつは粒の中でも甘みが変わるのです。
ひとつの粒でみると房とは反対で、房についていない「下」の方が糖度が高くなります。これは、りんごやキウイなどのフルーツと同じですね。
ひと口で食べられない大粒なものや、カットして食べるときには上の方から食べると甘い部分を後から楽しめます。
食べる順番でもおいしさが変わる
ぶどうは決してリーズナブルなフルーツではないので、せっかく奮発して買ったからには甘い部分を最後にのこして、おいしい順番で食べることができたらうれしいですよね。
家族で取り分ける時には、上下をうまく組み合わせてあげると甘さのバラつきがなくなりますし、上下で甘さのちがいを確かめながら食べ比べてみるのもたのしいかもしれません。
食べる順番にも意識しながら、残りのぶどうシーズンをたのしんでくださいね。
※飲み込む力が弱い小さい子どもやお年寄りなどは、ぶどうをのどに詰まらせてしまう恐れがありますので、必ずカットしてあげるようご注意ください。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ/管理栄養士
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は2歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。