【連載】親子でエプロンの日 「レインボーそうめん」を作ろう!
2017/10/12
夏休みのお昼の定番、そうめん。今年は具だくさんで栄養価の高い「レインボーそうめん」に挑戦してみませんか。マンネリになりがちなそうめんが楽しいイベントメニューに変身して、子どもも大喜び♪
1.そうめんの帯を取り、ゆでます
子どもにそうめんの帯をはずし、バットに入れるように伝えましょう。やけどする危険があるので、そうめんをゆでて水洗いするのは必ず大人が担当します。
2.野菜の準備をしましょう
子どもがプチトマトのへたを取ります。レタスの葉やプチトマトを洗うときは水を入れたボウルの中で行うなど、水遊びにならないように工夫して。その後、レタスをちぎるのも、子どもにお任せ!
3.めんつゆを量ります
希釈タイプのめんつゆを使う場合、ボトルの表示の比率どおりにめんつゆと水を合わせます。子どもが入れる場合は、大人が計量カップの目盛りを指し示したり、「ストップ」と声かけするとよいでしょう。
4.そうめんに具をトッピングしましょう
器に のそうめんを盛ります。 のレタスやプチトマトのほか、食べやすく切ったハム、ツナ、缶詰のコーン、しらす干し、刻みのりなどを用意し、子どもが自由にトッピング。最後に のめんつゆをかけてめしあがれ!
<2~3歳くらいからおすすめ>
そうめんの帯を取ったり、野菜の準備をしたりするのは2歳くらいからOK。スプーンが上手に使えるようになったらトッピングもお任せ。液体を注げるようになれば、めんつゆを量るのにも挑戦してみて。
<小学生になったら>
やけどの心配がないくらいになってから、大人がゆでて湯きりをしたそうめんの、もみ洗いにチャレンジさせても。そうするとそうめんをコーティングしている油分が抜けておいしくなるという理由も教えると、「おいしくする工夫」を知って、より料理が楽しくなることでしょう。
【プロからのアドバイス】
調味料をきちんと量ることの 大切さを学ぶ機会にも
いつもよりも時間に余裕がある夏休み。お昼はなるべく子どもと一緒に作って、「食事を自分で用意する力」をつけるための種まきをしておきましょう。例えば、めんつゆを量るという過程では、「調味料はいいかげんではなく、きちんと量るとおいしい」ということが学べます。この「量って入れる」という動作は小学校の勉強にも通じるもの。いろいろなことにチャレンジして、子どもの力を伸ばしていきましょう。
◆食育の専門家 上田淳子さん
料理研究家。雑誌やテレビ出演などで活躍する一方、双子男子の母としての経験を生かしながら、子どもの「食育」についての活動も行う
撮影/大森忠明 スタイリスト/深川あさり 構成・文/松崎祐子