人気のオートミールを活用!材料3つ&3ステップで完成する「優秀おやつ」

2022/01/15

間食は、「質と時間を選べば太りにくい」ともいわれています。罪悪感をより減らすべく、オートミールを使った簡単おやつはいかがでしょうか。

管理栄養士のゆかりさんに、少ない材料でできる簡単な「バナナバー」の作り方を教えてもらいました。

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〈材料〉

2021年に前年比売り上げが一番増えた食品は、「オートミール」といわれています。ごはん代わりに食べる米化(こめか)と言われる食べ方が流行った食材ですが、それ以前は主食以外にお菓子の材料として使われることが多かったのです。(クッキーやケーキなど)

筆者は、レシピ開発の仕事で2kgサイズを取り寄せてしまったことから、あれこれと消費するレシピを模索していたところ、見つけたのが今回紹介する「バナナバー」です。

・バナナ:1本(皮なしで90gくらい)
・オートミール:大さじ6(36g)
・きなこ:大さじ1(6gくらい)
材料は、オートミールを含めたこの3種類のみです。

〈作り方〉

材料の計量さえすれば、あとは簡単。

1.ポリ袋などにすべての材料を入れ、口を閉じて揉みながらつぶして混ぜる。
2.クッキングシートを敷いた上に1を広げ、平らにして均等な厚みの四角形に整える。
3.トースターで焼き固まるまで15~20分ほど焼く。(オーブンの場合220℃くらいでOK)

以上のステップで完成!
バナナバーというくらいなので、粗熱が取れたらバーの形状になるように切り分けることをお忘れなく。

栄養もしっかりとれる

簡単な材料ですが、このバナナバーのすごいところは、
・食物繊維がたっぷり5.5g!(=1日必要量の1/4相当)
・タンパク質がほどよく8g!
・砂糖不使用でも甘味は十分!
・子どものおやつにも安心!
というところです。

すべて食べると240kcalくらいあるので、1人分の間食としては少し多めですが、ほどよく噛み応えがあり食べ切れないくらい満足感は高めなので、半量でも十分かもしれません。

実際に、個人で開催した食育イベントでも試食として、1歳から60代までの15名ほどのかたに食べてもらったのですが、とても喜んでもらえました。

水分を加えなくても、バナナ自体が水分を多く含んでいるので、オートミールもしっとりふっくらと仕上がります。

ただし、バナナの皮に黒い斑点(シュガースポット)が出た状態のものを使用したので、買ってすぐの皮がきれいなうちは甘味を少なく感じるかもしれません。見切り品で売られているような黒っぽくなった完熟バナナがおすすめですよ!

いろいろアレンジを楽しんで

バナナ以外にも、しっとり系の焼き芋を使ってもつくれるかもしれません。また、きなこなしでもつくることはできますが、比較してみると断然きなこありの方が香りと食べ応えで満足度が高いという結果になりましたよ。

ほかにも、粗く砕いたミックスナッツを加えても、ザクザクとした食感と香ばしさがUPしておいしく食べることができました。こんな風に、ご自宅にあるもので置き換えたり加えるなどして、自分なりでアレンジを楽しんでみるのもおすすめです!

おやつは我慢せず、メリットの大きいものを選んで上手に取り入れてみてくださいね。

■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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