【残されないべんとう】肉おかずだけ変えればいい！鉄板べんとう6選
2022/04/23
家族のべんとうつくって15年。本もたくさん出してる人気料理家・藤井恵さんに習った、「家族が絶対残さないべんとう」6選。メインの肉は定番おかずを繰り返すだけ！ 肉の種類や味つけが変わっても、野菜をゆでる・卵焼きをつくる・肉を焼くの簡単3ステップででき上がり。ゆで野菜は、何かをまぶすだけで変化をつけられますよーー。
＜教えてくれた人＞
べんとう歴15年 藤井恵さん
料理研究家、管理栄養士。2人の娘のべんとうを15年間ほぼ毎日作り続けた経験から、べんとうのレシピ本も多数出版。『藤井弁当～お弁当はワンパターンでいい！』（学研プラス）は20万部を超えるベストセラー。
【鉄板べんとう１】豚のしょうが焼きべんとう
薄い肉で作れば早く火が通り、さめても柔らかい。
【1】な～んか野菜
塩ゆでブロッコリー：白すりごまをまぶして
【2】卵焼き
【3】な～んか肉
豚のしょうが焼き
豚ロース薄切り肉……100ｇ（6枚）
味つけ
□ しょうゆ、酒…各小さじ2
□ 砂糖、おろししょうが…各小さじ1
肉に味つけの材料をもみ混ぜる。
【鉄板べんとう2】塩から揚げべんとう
辛子で風味アップ、マヨネーズでさめてもしっとり。
【1】な～んか野菜
塩ゆでブロッコリー：ほぐしたとろろ昆布をまぶして
【2】卵焼き
【3】な～んか肉
鶏胸肉の塩から揚げ
鶏胸肉…100ｇ（拳でたたいてほぐしてから一口大のそぎ切り）
味つけ
□ 塩…小さじ1/3
□ 酒、練り辛子、マヨネーズ…各小さじ1
□ 片栗粉…大さじ1
肉に味つけの材料をもみ混ぜる。
卵焼き器に深さ1cmほどのサラダ油を熱し、中火で3分ほど時々返しながら揚げ焼きにする。
【鉄板べんとう3】ハンバーグべんとう
香りのいいハーブを混ぜればソースを別添えする必要なし。
【1】な～んか野菜
塩ゆでブロッコリー：カレー粉をまぶして
【2】卵焼き
【3】な～んか肉
ハンバーグ
合いびき肉…100ｇ
味つけ
□ マヨネーズ…大さじ1/2
□ ハーブソルト…小さじ1/2
□ おろしにんにく…少量
ひき肉に味つけの材料をもみ込み、厚さ1cmのだ円形にまとめる
【鉄板べんとう4】ポークチャップべんとう
しょうゆを入れてバターで焼くと、ご飯が進み大大満足！
【1】な～んか野菜
塩ゆでブロッコリー：粗びき黒こしょうをまぶして
【2】卵焼き
【3】な～んか肉
ポークチャップ
豚こま切れ肉…100ｇ
味つけ
□ ケチャップ…大さじ2
□ しょうゆ…小さじ1
肉に味つけの材料をもみ混ぜる。
卵焼き器にバター（またはサラダ油）小さじ1を中火で熱し、焼く。
【鉄板べんとう5】ドライカレーべんとう
中濃ソースを使ってご飯に合うマイルドな甘口に。
【1】な～んか野菜
【2】卵焼き
【3】な～んか肉
ドライカレー
豚ひき肉…100ｇ
味つけ
□ おろししょうが、おろしにんにく…各小さじ1/2
□ カレー粉、白ワイン（または酒）…各小さじ1
□ 中濃ソース…大さじ1
ひき肉と味つけの材料を箸で混ぜる
卵焼き器にバター小さじ1を中火で溶かし、ひき肉を入れて箸で混ぜながら水分がなくなるまでいりつける。
【鉄板べんとう6】ビビンバべんとう
卵焼きを作らないですむからさらにラク。
【1】な～んか野菜
塩ゆでブロッコリー：ごま油、粗びき赤唐辛子（または一味唐辛子）をまぶしてナムルにする
【2】卵焼き
両面くずし目玉焼き：卵焼き器にサラダ油小さじ1/2を中火で熱し、卵を割り入れ、黄身をつぶし、火が通ったら返して完全に火を通し、塩少々をふる。
【3】な～んか肉
韓国風ひき肉そぼろ
合いびき肉…100ｇ
□ しょうゆ…小さじ2
□ 砂糖、酒、ごま油、白すりごま…各小さじ1
□ おろしにんにく…少量
ひき肉と味つけの材料を箸で混ぜる
卵焼き器にひき肉を入れ、箸で混ぜながら水分がなくなるまで中火でいりつける。
2人分のおかずを作るときは……
材料をすべて倍量にし、卵焼き器で2人分を同様に作ることができる。卵焼きは、卵2個で卵液を3回に分けて流し入れて焼く。
【調理をする前に】
●紹介するべんとうは、すべて1人分です。
●使っているわっぱのべんとう箱は容量700mlのものです。
●材料表の1カップは200ml、大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。
●IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げ焼きをするときは各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
●気温の高い時期はべんとうがいたみやすいので注意してください。気温25℃以上の日には、生野菜を避け、卵、肉、魚類にきちんと火を通すことをおすすめします。
参照：『サンキュ！』2022年5月号「おべんとうはワンパターンが最高！」より。掲載している情報は2022年3月現在のものです。調理／藤井恵 撮影／田村昌裕 構成・文／春日井富喜 編集／サンキュ！編集部
