意外と知らない洗濯ネットの使い方!原則「1袋に1着」って知っていた?
2022/06/27
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意外と知らない洗濯ネットの使い方!1袋に1着が原則って知ってた?
毎日の洗濯で使う洗濯ネット。小分けにするのが面倒で、大きめのネットに数着をごちゃっとまとめて詰め込んでいませんか?
洗濯ネットは、正しい使い方を知ることで、より汚れが落ち、シワになりにくく、服を傷めない洗い方ができるようになります。
なかなか人には聞くことのない基本的な洗濯ネットの使い方を、この機会に覚えてしまいましょう!
1)洗濯ネットのメリット・デメリット
洗濯ネットには以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・付属物(ボタン、ファスナー、飾り、ホックなど)の引っかかりを防ぐ
・衣類同士がからまりあうのを防ぐ
・色移りを防ぐ
・型崩れを防ぐ
・生地の磨耗による毛玉や劣化を防ぐ
・糸くずやゴミなどの付着を防ぐ
デメリット
・洗浄力が弱くなる
・毎回小分けに入れるのが面倒くさい
・消耗品なので洗濯ネット代がかかる
洗濯ネットを使用することは、メリットの方が多いです。
特に大切な衣服などは、必ず使用することをおすすめします。
2)洗濯ネットに入れたほうがいい衣類
できれば洗濯ネットに入れたほうがいい衣類はこちらです。
・洗濯ネットに入れる表示のある衣類
・付属物(ボタン、ファスナー、飾り、ホックなど)の付いた衣類
・ヒモ付など他の衣類とからまる衣類
・濃色の衣類
・ニットなど型崩れしやすい衣類
・生地が薄いブラウスやストッキングなど
買ったばかりのジーンズなど色移りのしそうな衣類はもちろん、ラメのついた服などもネットにいれて洗うと他の服への被害を防げます。
ファスナーやホックは他の衣類を傷つけてしまうので、必ず隔離しましょう。 ビジュー・ビーズ・ラインストーンなど、「取れてしまうとショックな飾り」がついている衣類もネットに入れた方が安全です。
ほかにもオススメなのは「ポケットのある衣類」です。
ズボンに入っていたティッシュを洗濯してしまっても、粉々になったティッシュが他の衣類にまで付着することを洗濯ネットが防いでくれます。
3)洗濯ネットの基本的な使い方
さて、いざ洗濯ネットに入れる前に、覚えておきたい基礎知識です。
・1袋に1着が原則
・詰め込みすぎは汚れの落ちが悪くなるのでNG
・シワをつけたくない衣類は畳んで入れ、ぴったりサイズの袋に1着のみで入れる
・襟汚れ、食べこぼし、泥などポイント汚れは落としておく(原液を塗っておく)
・ズボンなど長い衣服はじゃばら折りにして入れる
・ボタン、ホックは全て止めておく
・飾りのついた衣服は裏返しておく
・乾燥機にそのまま入れるのはNG
洗濯ネットを使うときのポイント
ここからは洗濯ネットを使うときのポイントについて解説していきます。
ポイント1:汚れの目立つ部分は外側に
シャツの襟や袖など、汚れが目立つ部分はできるだけ外側になるようにたたんで入れましょう。
また、大きなネットにたくさんいれるのではなく、目の粗い小さなネットに少量ずつ入れるのがコツです。
こうすることで洗剤や水が届きやすくなり、汚れが落ちやすくなります。
洗濯機いっぱいに詰め込んで洗うと汚れ落ちが悪くなることがよく周知されていますが、 洗濯ネットの中は「小さな洗濯機」のようなものですので、それと同じことが起きるのです。
もちろん、洗濯ネットなしで洗うのが一番汚れが落ちます。なので、汚れ落ちを重視したい衣類の場合は、「洗濯ネットに入れない」という選択肢もあります。
ポイント2:ぴったりサイズの袋にいれる
シャツやニットなど、シワになりにくくしたい衣類は、襟や袖が外側にくるよう畳んで入れ、ぴったりサイズの袋に1着のみで入れましょう。
他の衣類とぶつからないので、脱水時に振り回されてもシワになりにくくなります。
また、この方法は服を傷めたくない場合にも有効です。
5)意外な洗濯ネットの使い方
軽くて柔軟な形の洗濯ネットは、洗濯物以外の収納にも役立ちます。
・洗濯小物(洗濯ネットや洗濯ばさみなど)の収納
・旅行時の衣類袋
・お風呂のおもちゃの収納
6)最後に
家事に追われて忙しい毎日の中で、なかなかパーフェクトな使い方は難しいかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつ気をつけていきたいですね。