やらなきゃもったいない!旬のトマトの1番おいしい食べ方
2022/07/26
夏野菜がおいしい季節になりましたね。
暑い時期に旬を迎える野菜には、身体の余分の水分を出してくれるカリウムなどの栄養がたっぷり含まれています。
どうせなら、簡単においしく食べられる方法があれば知りたいですよね。
今回は管理栄養士で野菜ソムリエのhiroさんに”トマト”の1番おいしい食べ方について教えていただきました。
簡単でしかもトマトの持つ栄養を引き出してくれる、お得なレシピです。
トマトの和風ごま和え
■材料(2人分)
・大玉トマト 1個(中玉なら2個程度)
・白ごま 大さじ1
・白だし 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・大葉 2枚
[作り方]
1.トマトはサイコロ状にカットし、ボウルにいれる。白ごま、白だし、ごま油を加えて全体をよく混ぜ合わせる
2.お皿に盛り付けて、千切りにカットした大葉をトッピングする
大葉のさわやかな風味とごまの香ばしさが、トマトのおいしさを引き立ててくれます。トマトの酸味が味のアクセントになって、いくらでも食べられそうな味わいに仕上がりました。
疲れを緩和してくれるクエン酸が含まれているので、夏バテ予防にもおすすめ。
トマトをよりおいしく食べる
夏野菜のトマトはナス科の仲間。見た目は全然違うのに野菜って不思議ですよね。ナスとトマトのお花がそっくりなので、機会があれば見てみてくださいね。
トマトには、リコピンというカロテノイドを多く含んでいることは有名です。赤色が濃いほどリコピン濃度も高いので、しっかり赤くなっているトマトがおすすめです。
[リコピンの主な作用]
・抗酸化作用
・抗がん作用
・美肌作用
リコピンの抗酸化作用を高めるには、ビタミンEを多く含む、ごまがぴったり!油と相性もいいので、オリーブオイルと合わせてもいいですよね。
女性にとってうれしい作用がたっぷりなので、油脂を合わせて食べるようにしましょう。
常温で保存がおすすめ
トマトは冷蔵庫など寒い場所が苦手。
買ってきたトマトやまだ青みが残っているトマトは、常温で2~3日おいて追熟させるようにすると、リコピンの量も増えてよりおいしくいただけます。
食べる直前に冷やすのがおすすめですが、冷蔵保存の際にはポリ袋などに入れてから保存するようにしましょう。
日本で栽培されているトマトは240種類以上
トマトといってもたくさんの種類があります。
大玉のトマトは桃太郎が有名ですが、プチトマトに至ってはサイズもカラーもたくさん!それぞれ違った特徴があるので、好きなトマトを見つけるのが楽しいですよね。
家庭菜園でも作られることも多いトマトは、子どもが好きな野菜ランキング1位でもあります。
たっぷり食べて暑い夏を乗り切りましょう。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使ったレシピが人気。子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉を使った料理やスイーツや簡単すぎる時短レシピを発信中。Instagramは@gk_hiroka
編集/サンキュ!編集部