しらたきは冷凍できる!保存や解凍の方法・注意点は?アレンジレシピも紹介

2025/03/01

しらたきは冷凍すると食感が変わってしまうと、聞いたことはあるでしょうか。おいしく食べられるように正しい方法で冷凍しておけば、通常とは違った食感でおいしく食べられます。本記事を参考にしらたきの冷凍と活用の方法を覚えておきましょう。

しらたきは冷凍できる?

こんにゃくは本来冷凍には向かないとされている食品で、冷凍すると食感が変わってしまいますが、新しい食感を受け入れて、通常のこんにゃく料理とは異なる料理を楽しむことは可能です。

しらたきはこんにゃくと原材料が同じ仲間です。こんにゃく同様に冷凍すると従来とは異なるコリコリとした食感に変わり、食べ応えがアップします。

通常のしらたきとは食感が変わってしまうことを前提とすれば、しらたきは冷凍保存でき、冷凍であれば長い期間保存しておけます。

しらたきを冷凍する際の注意点

しらたきは、料理する前に下茹でが必要な食品です。冷凍保存するときも、保存前の段階で下茹でしておきましょう。下茹ですることでしらたきに含まれるえぐみや臭みが取り除かれ、おいしく食べられるようになります。

最近では「あく抜き不用」「すぐに調理に使えます」などと表示されているしらたきもあります。あく抜き不用タイプは、下茹でせずにすぐに冷凍保存することも可能です。しかし、下茹でした方がおいしく冷凍できるので、下茹でをおすすめします。

しらたきは密閉できる容器で冷凍するのがおすすめ

しらたきを冷凍すると水分が抜けて硬くなります。水分が抜けてしまうことをできるだけ防ぐために、密閉できる保存容器を使って水と一緒に冷凍しておきましょう。

ここでは、密閉容器にしらたきと一緒に水を入れ、冷凍保存する手順とコツについて見ていきましょう。

1:カットしたしらたきをゆでる

しらたきを袋から取り出したら、食べやすい長さに切ります。使う料理にあわせて適度な長さに切っておきましょう。

鍋に湯を沸かし、熱湯でしらたきを3分程度茹でます。茹であがったしらたきはざるにあげて、水分を切っておいてください。

2:密閉できる容器(ジッパー付きの保存袋でも可)に入れて冷凍する

密閉できる保存容器にしらたきを入れ、水をしらたき100g(1/2袋)につき150ml程度注ぎ、フタをして冷凍保存しましょう。

密閉できる保存容器がない場合は、冷凍用のジッパー付き保存袋でも冷凍できます。水を切ったしらたきの粗熱をとり、保存袋に平らになるように入れます。このときに空気も抜き、ジッパーを閉めて冷凍保存してください。

保存袋のサイズにゆとりがあれば、密閉できる保存容器を使って保存するときと同じように、水と一緒にしらたきを入れ、できるだけ平らに広げて冷凍保存しましょう。

しらたきの解凍方法

密閉できる保存容器を使って冷凍しておいたしらたきは、容器のフタをずらして、電子レンジで加熱解凍をしましょう。目安となる加熱時間は、しらたき100gと水150mlを冷凍溶存容器に入れたもので、600Wの電子レンジで5分程度です。

冷凍したしらたきの量、一緒に凍らせた水の量によって解凍に必要な時間が異なるため、しらたきの状態を見ながら調整してください。

冷凍用のジッパー付き保存袋を使って冷凍している場合は、自然解凍か流水解凍がおすすめです。使う前に冷蔵庫に移動しておくか、水を張ったボウルに保存袋ごとしらたきを入れて、水道水を細く流しっぱなしにして解凍します。

冷凍しらたきの保存期間は?

しらたきは冷凍しておけば、1カ月程度保存しておけます。保存状態や環境によって、この期間よりも早く傷んでしまうこともあります。1カ月という保存期間を目安として、早めに使い切るように心がけましょう。

冷凍したしらたきの活用レシピ

通常のしらたき料理に冷凍しらたきを使ってもおいしく仕上げることができますが、冷凍したことで得られるコリコリした食感を活かした料理も作れます。

ここでは、冷凍したしらたきを活かせるレシピを紹介します。冷凍しらたきを活用したいときに参考にしてみましょう。

しらたきのきんぴら

出典:E・レシピ

「しらたきのきんぴら」では、ごぼうといっしょにしらたきを使ってきんぴらを作ります。レシピでは通常のしらたきを使用していますが、冷凍しらたきを使えば、コリコリした食感がごぼうの食感を邪魔せずによく合います。

冷凍前のしらたきを使ったきんぴらと冷凍しらたきを使ったきんぴらを作って、一度食べ比べてみるのもおすすめです。

しらたきの鶏そぼろ炒め

出典:E・レシピ

「しらたきの鶏そぼろ炒め」では、冷凍しらたきを使うことで、炒めて水分を飛ばす時間を短縮できます。

冷凍しらたきは、通常のしらたきに比べると水分が抜けている状態で、コリコリした食感になっています。また、冷凍しらたきはアク抜きの手間も省けます。

「しらたきの鶏そぼろ炒め」では、炒めてしらたきの水分を飛ばして食感を出す工夫をしているため、冷凍しらたきの食感を活かせるレシピといえるでしょう。しらたきだけで炒める時間を短めにし、早めに鶏肉を加えて構いません。

しらたきのヘルシーサラダ

出典:E・レシピ

「しらたきのヘルシーサラダ」に冷凍しておいたしらたきを使えば、水を飛ばすために炒める時間を短縮でき、早めに仕上げることができます。

レシピでは、しらたきの水分を飛ばすために乾煎りしていますが、冷凍しらたきは水分が少なめになっているため、にんじんやきゅうりなどの具材と和える程度に煎れば完成です。冷凍しらたきで食べ応えのあるサラダになるでしょう。

しらたきの保存は冷凍を活用しよう

しらたきを適度な長さに切って下茹でし、冷凍保存しておけば、いつものしらたき料理とは違う料理に活用でき、しらたき料理の幅を広げられます。長期保存を目的とするだけでなく、通常のしらたきとの食感の違いを楽しむ目的で冷凍してみてもよいでしょう。

おいしい状態で冷凍しておける冷凍方法と、使い勝手にあわせて選択できる解凍方法を覚え、あらたなしらたき料理に活用してみましょう。

参考にしたサイト

 
 

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