「そら豆」はさやごと焼いて!やらなきゃもったいない、反則級に美味しい食べ方
2024/03/20
春の訪れを告げる野菜のひとつ「そら豆」。鮮度が落ちやすく、購入後はすぐに食べるのがおすすめ。
そら豆の美味しさを味わえる食べ方を、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。
いちばん簡単で1番美味しい!さやごとグリルの「焼きそら豆」
「そら豆3日」という言葉があるように、そら豆は鮮度が命!
さやで売られているのは、鮮度を落とさないようにするためなんですよ。新鮮なそら豆は香りや甘みが格別です。
さやごとグリルすることで、さやの中で蒸し焼きになったそら豆はホックホク。香りが閉じ込められていて、甘みがギュッと凝縮しています。
さやごと焼くだけという簡単さなのに、この美味しさは反則級です。
材料
・そら豆(さやごと) お好きなだけ
・塩 適量
作り方
(1) そら豆はさやの表面をサッと水洗いする。
(2) 魚焼きグリルに並べて、火にかける。
(3) 焦げ目がついてきたら、裏返し両面をしっかり焼く。
(4) お皿にのせ、塩をそえる。
(5) さやから豆を取り出し、軽く塩をつけて食べる。
さやが焦げるくらいが美味しい焼き加減
さやに焼き色がついてくると取り出したくなってしまいますが、ここはがまん。
黒く焦げるくらいまで焼くと、中の豆がホクホクに仕上がります。
並べる位置で焼き具合にムラがある場合には、途中で場所を入れ替えるようにするとよいでしょう。
濃厚な美味しさを味わって
さやごとのフレッシュそら豆が売られているのは、1年のうちのわずかな期間。さらに鮮度は3日で落ちてしまうため、美味しいタイミングを逃さず楽しむには、調理の手軽さも重要ですよね。
塩ゆでや冷凍では味わえない、焼きそら豆だけの濃厚な美味しさを、今年の春は堪能してみてください。
■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する"野菜ソムリエプロ"。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。Instagramは「@kasumiii.mm」。
編集/サンキュ!編集部