「ピーマンの肉詰め=失敗しやすい」と思っていませんか?
焼いている途中で肉がはがれてしまう…そんな理由で敬遠されがちな料理ですが、実は3つのコツを押さえるだけで、誰でもキレイに仕上げることができるんです。
今回は、楽ちんレシピが人気の節約主婦ライター・はらすが、ピーマンの肉詰めの「はがれ防止のポイント」をわかりやすくご紹介します。

【コツ1】ヘタは取っちゃダメ!
じつは、ピーマンはヘタも食べられるって知っていますか?少し硬いですが、食物繊維が豊富でゴミも減らせて一石二鳥!
さらに、ヘタを残すと「ストッパー」の役割を果たし、肉ダネがしっかり固定されてきれいに仕上がりますよ。
【コツ2】ピーマン側は焼いちゃダメ!
野菜は加熱すると水分が抜けて縮みます。ピーマンを焼いてしまうと、身が縮んで肉ダネがはがれる原因に…。
焼くのは「肉ダネ側だけ」でOK! ピーマンはフタをして蒸し焼きにしましょう。すると、こんなメリットがあります。
・みずみずしくジューシーに仕上がる
・苦味が和らぎ、子どもでも食べやすくなる
蒸し焼きにすることで、見た目もきれいに仕上がりますよ。
【コツ3】しっかり粉をまぶす!
最後のコツは、肉ダネを詰める前にしっかりとピーマンに粉をまぶすことです。粉が「のり」のような役割をしてくれるので、焼いてもはがれることなく仕上げることができますよ。
もう失敗しない!ピーマンの肉詰めの作り方
材料(4人前)
・ピーマン 6個
・小麦粉 大1
(肉ダネ)
☆ひき肉 300g
☆玉ねぎ 1/2個
☆パン粉 1/2カップ
☆牛乳 大2
☆卵 1個
☆塩こしょう 少々
(あればクレイジーソルト10振り程)
(タレ)
◎オイスターソース 大2
◎みりん 大1
◎酒 大1
◎醤油 小1
◎水 100cc
作り方
1. 玉ねぎはみじん切りにし、ラップをして600Wで2分程加熱して冷ましておく。
2. 1と☆の材料を全てボウルに入れ、よくこねる。
3. ピーマンは縦半分に切り、ヘタは決して取らずに、種だけを取りのぞく。
4. ビニール袋にピーマンと小麦粉を入れて振りながら粉を全体的にまぶす。
5. すきまができないようにピーマンに肉ダネをギュッと押し込みながら詰める。
(平ではなく、上にこんもりするくらいのせる)
6. フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、「肉ダネ側を下」にしてフライパンに並べて焼き目をつける。
7. お肉を下に向けたまま、◎の調味料を加え、弱めの中火で7〜10分フタをして蒸し焼きにする。
8. フタをとり、ピーマンにタレをかけながら煮詰めたら出来上がり!
ピーマンと肉ダネのハーモニーが最高な一品!
いかがだったでしょうか。ポイントを押さえれば、栄養もボリュームも満点のピーマンの肉詰め。
蒸し焼きでじっくり火を通すことで、見た目もキレイに仕上がり、苦味も和らいで子どもでも食べやすくなります。
やわらかく甘みの増したピーマンと、ジューシーな肉ダネのハーモニーはご飯が進むおかずにぴったり!
気になったかたはぜひ作ってみてくださいね!
■執筆/はらす
4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約レシピを発信中!ボリュームもコスパも妥協しない楽ちんレシピが人気。インスタグラムは@harasu_kakei
編集/サンキュ!編集部