お掃除スペシャリストが実践「朝5分」で気持ちが整うリセット習慣3選

朝はどうしてもバタバタしがちで、「気づくと家の中が散らかったまま…」ということもありますよね。けれど、ほんの数分でできる小さなリセット習慣を取り入れるだけで、気持ちがふっと軽くなり、その日1日の流れも整いやすくなります。

今回は、お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級）のaidogが、いそがしい朝でも取り入れやすい“5分以内の整え習慣”をご紹介します。3つのなかから、できそうなものをひとつだけ取り入れるだけでもOK。いそがしい朝でも続けやすい工夫なので、まずは気軽に試してみてくださいね。

習慣⒈ コーヒーを淹れる間にテーブルを拭く

お湯を沸かす時間やコーヒーを淹れている間は、短いけれど有効な「すきま時間」。この間にダイニングテーブルをサッと拭いておくと、朝の景色がぐっと整います。

食卓用の使い捨てウェットシートなら、取り出してそのまま拭けるのでとても手軽。水でぬらしたり絞ったりする必要がなく、いそがしい朝でもストレスなく続けられます。

テーブルまわりは食べこぼしや油汚れが気づかないうちに残りやすい場所。こまめに拭いておくと、汚れが定着しにくくなり、気持ちよく1日をスタートできます。

習慣⒉ 洗面台の鏡をサッと拭く

朝の歯磨きでは、どうしても“飛び散り汚れ”が鏡につきやすく、白い点々が目立ちがち。これをそのままにしておくと、歯磨き粉の成分や水滴がこびりつき、曇りやくすみの原因になります。

気づいたときにサッと落とすのがいちばんラク。洗濯前のタオルでついでに拭き取ったり、鏡用のクロスを洗面台下に常備しておくと、手が自然に動きます。

鏡がクリアだと顔色が明るく見え、気持ちの切り替えにもつながるのがポイント。ほんの10秒ほどの動きでも、朝の空間に清潔感が生まれます。

習慣⒊ 玄関の靴をそろえて気分を切り替える

玄関は“家の顔”ともいわれる場所。ここが整っているだけで、外に出るときも帰宅したときも気持ちがスッと切り替わります。

出かける前に靴をそろえるだけで視覚的なスッキリ感が大きく、1日のスタートが軽やかに。散らかりの第一歩は「足元の乱れ」から始まりやすいため、小さな整え習慣でも効果があります。

余裕があれば、玄関にミニほうきとちりとりを置いて「気づいたときにサッとひと掃き」してみてもOK。砂ぼこりが溜まりやすい玄関が短時間で整い、気持ちよく出発できます。

5分でできる“朝の整え習慣”を無理なく続けるコツ

朝の5分リセットは、小さな動作でも気持ちが整いやすく、いそがしい日でも無理なく続けられるのが魅力です。道具を手に取りやすい場所に置いておくなど、習慣化しやすい仕組みをつくることで、さらにラクになります。

「今日はこれだけやる」と一つだけ決めるのも続けるコツ。ほんの少しの行動でも、自分の暮らしが整っていく実感が得られます。ぜひ、できるところから取り入れてみてくださいね。

◼︎執筆／aidog
お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級）、時短家事スペシャリスト。YouTubeやInstagramでは、暮らしをラクに整える掃除のコツや、自分時間を生むための時短家事アイデアを発信しています。

編集／サンキュ！編集部