窓辺に洗濯物を干すアジア人女性

ジメジメする季節、部屋干しで生乾きにしないためにやっていること3選

2023/06/14

部屋干しが増えるジメジメした季節、そんな時に気になるのが、洗濯物の生乾きの臭いではないでしようか?

そこで今回は、暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザーの田中ゆみこさんに「部屋干しで生乾きにしないためにやっていること」を教えてもらいました。

整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組み...

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【洗濯前】脱いだ衣類、濡れたタオルをすぐに洗濯槽に入れない

ランドリーとバスケット
shironagasukujira/gettyimages

部屋干しのイヤな臭いの原因は「繁殖した雑菌」です。実は、洗濯ものを干す時だけではなく、洗濯する前から気をつけると良いことがあります。

今すぐに洗濯機を回さないのであれば、洗濯槽の中に汚れものを入れるのはNG!

密閉した空間は雑菌が繁殖しやいんです!脱いだ洋服やお風呂上りに使ったタオルなどの汚れものはすぐに洗濯槽に入れず、「洗濯カゴ」に入れることで、洗濯後の部屋干しのイヤな臭いを防げますよ。カゴは通気性の良いものがオススメです。

【洗濯時】衣類の量・水の量・洗剤の量に気をつける

蓋に人を注いで洗剤
AndreyPopov/gettyimages

生乾きを防ぐために、洗濯する時にもコツがあります。「衣類の量」「洗剤の量」「水の量」を適正にすることです。

「大量の洗濯物、一度に終わらせたい!」と洗濯機がいっぱいになるくらい、たくさんの衣類を入れて洗濯しようとしていませんか?一度にたくさんの衣類を洗濯すると、汚れが落ちずに雑菌が繁殖する原因になります。一度に洗う洗濯物の量は洗濯槽の8割に抑えましょう。

また、洗剤はたくさん使うと汚れが落ちるような気がしますが、これもNG!余分な洗剤が衣類に残り、雑菌が繁殖してしまいます。洗剤は「除菌」「抗菌」「部屋干し」と書かれたものを選ぶのがポイント。

水の量はたっぷりの水ですすぐことが、汚れや臭いを落とすのに効果的です。風呂の残り湯は雑菌を多く含んでいるので、オススメしません。

【洗濯後】干し方を工夫する

部屋干しのイヤな臭いを防ぐには洗濯後「できるだけ早く乾かす」ことが大切です。すぐに干すだけではなく、干し方にもコツがあるので3つご紹介します。

1.空間をつくって干す

ハンガーで干す場合は、洗濯物1枚1枚の間に空間を開けて干しましょう。目安はこぶし1つ分。風通しをよくすると乾く時間が早くなりますよ。

2.アーチ形で干す

ピンチハンガーを使う場合は、アーチ型に干すことが洗濯物を早く乾かすコツです。アーチ型とは角ハンガーの両端に長い衣類を吊るし、中央に向かって短い衣類を吊るす干し方です。風を通りやすくする工夫です。ピンチハンガーを使っている方は、ぜひ試してみてくださいね。

3.除湿器を活用する

除湿器を使うと、衣類が乾く時間が圧倒的に短縮されるので、部屋干しのイヤな臭いが軽減します。扇風機やサーキュレーターもオススメです。

洗濯の各工程で意識しよう

生乾きのイヤな臭いを防ぐために、「洗濯前」「洗濯する時」「干す時」と、洗濯する行程において気をつけると良いことをご紹介しました。これから本格的な梅雨の時期に入りますが、どれも簡単にできることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■執筆/田中ゆみこ…整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組みをつくっても、子どもたちが片づけてくれなかった経験から家庭内の片づけに必要な関わり方に目を向けるようになり、親子の片づけのプロとしても活動。風水鑑定士の資格ももつ。
インスタグラムは@tanaka__yumiko
編集/サンキュ!編集部

 
 

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