お風呂掃除をできるだけラクにするためにやっているテクニック

浴室は水あかや皮脂汚れ、カビなどさまざまな汚れが発生する場所。こまめに掃除をしたいところですが、「できるだけお風呂掃除は簡単にすませたい！」と思いませんか？

今回は、整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する、整理収納アドバイザーの田中ゆみこさんに「お風呂掃除をできるだけラクにするためにやっているテクニック」を教えてもらいました。

テクニック1：排水口のフタを外す

めんどうくさい家事の1つに挙げられるのが、排水口の掃除です。排水口のフタをしていると汚れが見えないので、気がついた時には汚れがこびりついて掃除も大変！そこでおすすめのテクニックが「排水口のフタを外す」です。

「浴室の見た目」より「汚れの見える化」を優先することで、掃除を怠るとすぐに発生するぬめりやカビを抑えられます。毎日、お風呂上りに髪の毛を取り除くだけで、掃除がラクになりますよ。

テクニック2：空間収納を使いこなす

できるだけ掃除をラクにするには、シャンプーやリンスを直置きせず、掃除をしやすい収納にすること。おすすめは「空間収納」です。

ラック等で直置きした場合、接地面のヌメリなどが気になりますが、「空間収納」にするとシャンプーやリンスを浮かすことができるので接地面のヌメリも気になりません。汚れもつかず、掃除もすぐできるので一石二鳥です。

様々な種類のマグネット収納がありますし、吊るす、浮かすなど空間収納の方法もたくさんあるので、ぜひとりいれてみてくださいね。

テクニック3：手間なし洗剤を活用する

掃除をラクにするには、手間がかからない洗剤を活用することが大事です。

おすすめの洗剤は、お風呂掃除でこすらずに使える花王の「マジックリン エアジェット」。連射ができて、レバーを引いている間は泡が出続けるため、ムラなく簡単に泡を広げることができます。洗剤をかけて約30秒後にシャワーで泡を落とすだけの手軽さもポイントです。

排水口掃除には、花王の「強力カビハイター　排水口スッキリ」がおすすめ！粉末をふりかけて水を注ぐだけです。水を注ぐと強力に発砲し、排水口をまるごと包み込むので、こすらなくてもカビやヌメリを落としてくれるのです。塩素臭をおさえたタイプになっていますが、刺激臭が苦手な方は使う際、気をつけてくださいね。

今、使っているものだけ浴室に置く

以上、3つのテクニックをご紹介しましたが、できるだけ掃除をラクにするには、「今、使っているものだけ浴室に置く」ことも大切です。使っていないけど置きっぱなしになっている風呂のフタ、使わなくなった既存の棚はありませんか？

片づいていないと掃除はできません。片づけるには元に戻す場所を決めることが必要になってきます。浴室は限られた空間なので、今、使っているものだけにすることが必要です。ものを厳選して、できるだけ掃除をラクにしていきましょう。


■執筆／田中ゆみこ…整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組みをつくっても、子どもたちが片づけてくれなかった経験から家庭内の片づけに必要な関わり方に目を向けるようになり、親子の片づけのプロとしても活動。風水鑑定士の資格ももつ。

編集／サンキュ！編集部