片づけが進まない!捨てられない人が「最初に手をつけてはいけないもの」ワースト3
2023/09/16
家をスッキリさせたいと思っても、どこから片づけてよいのかわからない!というかたも多いのではないでしょうか?片づけが苦手なかたは、整理(要・不要の区別)がスムーズにいかないので、どこから手をつけるのか「取りかかる順番」が大切です。
整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する、整理収納アドバイザーの田中ゆみこさんに、捨てられない人が「最初に手をつけてはいけないもの」ワースト3を教えてもらいました。
第3位:洋服
洋服の整理をしようと、いざクローゼットの洋服を見渡しても、「この洋服高かったしな…」と過去に思いをはせ、「痩せたら、いつか着られるかも…」と未来に希望をもっていませんか?
頭ではわかっていても、着ていない洋服をなかなか手放すこともができないかたは、とりあえず、よく着る洋服、時々着る洋服をすぐに取り出せる場所に収納しておくことをオススメします。
第2位:書類・本などの紙類
昔読んだ本や漫画、仕事の資料、雑誌の切り抜き、もらった手紙や日記帳など、紙類を数え切ればキリがありません。でも、片づけようと思った時につまずくのが紙類の整理ではないでしょうか?
書類はどうやって整理をすればよいのかわからない。雑誌の切り抜きはいつか見るかもしれない。人からもらった手紙やハガキは捨てられない…紙類を整理をしようとすると、必ず「要・不要の区別」に迷い、片づけに時間がかかってしまいます。なかなかものを手放せない人は書類や本などの紙類の整理は後回しにしましょう。
とりあえず、ざっくりと分けて、必要な書類だけすぐ手に取れるような仕組みをつくることがオススメです。
第1位:思い出の品・写真
思い出の品を整理をしようと収納している箱をひっくり返して思い出にふけってしまったり、写真を整理しようといつまでもアルバムを見て時間が過ぎてしまい、結局何一つ整理ができなかった…という経験をおもちのかたも多いと思います。
思い出の品や写真はなかなか手放すことができません。思い入れがたくさんある分、感情もふくらんでくるので思い出の品や写真の整理はいちばん最後に取り組みましょう。いったんできることとして、収納グッズの大きさや個数を決めて、箱の外側に「思い出の品」「学生時代の写真」などラベリングをして、中に何が入っているかわかるようにしましょう。
よく使うものから整理をはじめよう
ご紹介した「最初に手をつけてはいけないもの」は思い入れがあるので、要・不要の判断に時間がかかり、なかなか片づけがスムーズにいきません。逆に、消費期限があるもの、キッチンで使っているものや文房具など日頃からよく使うものは、要・不要の区別がしやすいです。
片づけが進まない!と思っているかたは、よく使っているものから、整理をはじめてみてはいかがでしょうか?
■執筆/田中ゆみこ…整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組みをつくっても、子どもたちが片づけてくれなかった経験から家庭内の片づけに必要な関わり方に目を向けるようになり、親子の片づけのプロとしても活動。風水鑑定士の資格ももつ。
編集/サンキュ!編集部