旬のとうもろこしをスーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは?
2024/07/30
店頭のとうもろこしは、中身が見えないことが多く、どれを選んでいいのか分かりにくいですよね。
今回は、おいしいとうもろこしの見分けかたを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。
とうもろこしの旬は6月〜8月
とうもろこしは、5月末頃から店頭に並び始め、出荷のピークは7月。9月初め頃まで楽しむことができます。
プリッと甘くジューシーなとうもろこしは、シンプルに茹でたり焼いたりするだけでも、ごちそうになりますよね。
おいしいとうもろこしを見分けるためには、皮やひげの状態をチェックするのがポイントです。
おいしいとうもろこしの見分けかた
皮の色が濃くずっしり重い
外側の皮が濃い緑色をしていて、重さのあるものがおすすめです。
しっかり日光を浴びたものは皮の色が濃くなり、粒が大きく育ちます。
また、粒がしっかり詰まっているものは、重さもありますので、見た目の大きさで判断せず、手にもったときにずっしり重いものを選びましょう。
粒が揃っているもの
皮がついたままでは粒の状態が見えずに、状態が分かりにくいですよね。
粒が揃っているかは、皮の上から指先で触ると確認できます。
ひげに近い上の方まで粒がしっかり入っているか、粒の大きさや並びなども指先で確認してみてください。
ひげが茶色で少ししっとり
茶色くなったひげは、実が完熟しているサイン。
ひげがついた状態で売られているものは、しっかり茶色くなっているものを選びましょう。
ひげが乾燥していると、収穫から時間が経っているものです。
少ししっとりしているものを選びましょう。
また、ひげの本数は粒の数と同じ。
ひげが多いものほど粒がたくさん入っているので、目安にしてみてくださいね。
旬のとうもろこしをおいしく味わおう
最近では、スーパーでも色々な品種が並ぶようになりました。
食べ比べをして、お気に入りの品種を探すのも楽しいですよね。
とうもろこしは鮮度が落ちやすいため、買ったものはなるべく早く調理するようにしましょう。
今の時期だけのおいしさを、存分に味わってくださいね。
■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する""野菜ソムリエプロ""。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。インスタグラムは@kasumiii.mm。
編集/サンキュ!編集部