冷蔵より常温より冷凍保存が超便利!冷凍ストックしておきたい食材3選
2024/07/28
毎日の家事のなかでも大変なのが、ごはん作り。
家族の健康や食費など、考えることがたくさんあることが負担に感じる要因のひとつになっています。
できれば調理の負担を減らしつつ、栄養バランスも整えていきたいですよね。
今回は、管理栄養士で野菜ソムリエでもあるhiroさんに、冷蔵保存よりも冷凍ストックしておくのがおすすめな食材について紹介していただきました。
えのきだけ
きのこ類を冷凍しておくと、うま味成分が約3倍に!
きのこの細胞が壊れたときに、うま味成分が出るため、生の状態よりも冷凍する方がお得なんです。
とくに脂肪の分解を促進してくれる成分が多く含まれているのが、「えのきだけ」。
食べやすいサイズにカットして冷凍しておくと、お味噌汁やスープにさっと使うことができます。
食材のカサ増し効果もあり、出汁代わりにもなる優秀食材です。
玉ねぎ
毎日のごはんづくりに欠かせない食材のひとつ、「玉ねぎ」。
炒めものや煮物、スープまで幅広く使うことができます。
皮をむいて使いやすいサイズにカットしたら、食品用ポリ袋に入れて冷凍するだけ。
冷凍することで玉ねぎの細胞が壊れるため、早く火がとおるようになります。
野菜炒めをつくるときは生の状態、スープ作りやハンバーグのタネに使うときは冷凍、というように使い分けるのがおすすめです。
うす揚げ
「うす揚げ」は大豆食品なので、汁ものや煮物に使うとうま味がアップ!
和食レシピで大活躍しますが、意外と賞味期限が短いので冷凍しておくのが正解。
少量ずつ取り出して使えるので、毎日のお味噌汁づくりにぴったりですよ。
使いやすいサイズに刻んで、冷凍用食品ポリ袋に入れて冷凍しましょう。
刻む前に、熱湯をかけると油抜きができてよりおいしくいただけます。
冷凍庫を活用しよう
家庭用冷蔵庫のスペックもどんどん上がり、業務用の冷蔵庫と同じように急速冷凍できる冷蔵庫も増えてきました。
買い物の頻度を減らすことができるのがうれしすぎますよね。
冷凍保存には、
・おいしく食べる期間をのばすことができる
・食品ロスを減らすことができる
・料理の負担を減らすことができる
・食材によっては栄養価が増す
など、たくさんのメリットがあります。
ただずっと同じ状態で保存できるわけではありませんので、定期的に冷凍庫内をチェックすることも忘れずに。
冷凍保存を味方につけることで、毎日のごはんづくりをラクにしてくれる近道になりますよ。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや栄養満点な時短レシピが得意。インスタグラムでは家族が笑顔になるような管理栄養士のおうちごはんを発信中。
Instagramのアカウントは@hiro_recipe5
編集/サンキュ!編集部