お弁当作りは毎日のこと。
食べてくれる家族の顔を思い浮かべながら作るのは大変だけど、空っぽになったお弁当箱を見るのはうれしいですよね。
とはいっても、毎日作り続けるのはやっぱり大変…。
今回は、家族のためにお弁当を作っている管理栄養士で野菜ソムリエのhiroさんに、心折れることなく作り続けるための3つのコツを教えていただきました。

冷凍野菜を活用する
1人分のおかずだけを作るために野菜を切ったり、片づけをするのはやっぱり大変…。
お弁当作りは毎日のことなので、メニューのマンネリ化を防ぐためにも積極的に冷凍野菜を活用しています。
冷凍野菜は業務用の冷蔵庫で急冷されているので、栄養価の損失も少なくて食材のムダも出ないメリットがあります。
使いたい分だけ解凍すれば、あと少しのすき間を埋めるのにぴったり!
手作りの冷凍野菜をストックすることもあります。
夕食の食材を取り分けておく
夕食のおかずをそのまま入れることもありますが、味付けを少しだけ変えるようにしています。
豚こま肉や鶏肉など取り分けしやすいときがチャンス。
塩こうじなどに下味に漬けて冷凍すると、焼くだけで完成するので助かりますよ。
ほかにも野菜を多めにカットして、味付け前に取り分けておくことも。
少し組み合わせを変えるだけで雰囲気も変わっておいしくいただけます。
週に1度は息抜きメニューを作っておく
毎日作り続けるために、週に1度は息抜きメニューを準備。
主にのり弁当やチャーハンなどにすると、おかずが少なくすむので作るのも楽になります。
のり弁当の場合だと、白身魚のフライにちくわの磯辺揚げなど定番のおかずを詰めるだけ。
冷凍食品を使うので、あっという間に完成します。
毎日続くと栄養バランスが気になるので、息抜きメニューとしてときどき作っています。
心が折れないよう続ける
わが家の場合、子どもの遠足の日など、作る量が増えるとき限定で揚げ物が登場します。
1人分だけを作り続けるためのモチベーションを維持するのは正直大変…。
なので、帰宅後に必ず「ごちそうさま」といってもらうようにしています。
作り手も食べる側もお互いが感謝の気持ちを持つことが大切。
お弁当を楽しみにしてくれている家族のためにも、がんばって作り続けていきたいですよね。
市販のお弁当用の冷凍食品を活用しつつ、心が折れないよう楽しんでいきましょう。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや栄養満点な時短レシピが得意。インスタグラムでは家族が笑顔になるような管理栄養士のおうちごはんを発信中。Instagramのアカウントは@hiro_recipe5。
編集/サンキュ!編集部