思い切って当たり前だと思っていた下着類の「仕切り収納」やめてみました!家族の反応は?
2022/02/19
整理収納アドバイザー2級のサンキュ!STYLEライターみたこです。
100均に行くと、乱雑になりがちなチェストの中を仕切るものや、靴下を入れる専用カップまで、さまざまな仕切り収納グッズが売られていますよね。
わが家でも数年前から下着類に仕切り収納を導入していましたが、仕切りがあるためにローテーションがうまく回らず、下着の使用頻度に差が出てくるようになってしまいました。
毎日必ず使う下着だからこそ何も考えずに出し入れしたい、そこに割く労力を減らしたい、と仕切り収納をやめてみたら、驚くほど単純に下着がローテーションするようになったんです!
仕切り収納のメリットとデメリット
仕切り収納を取り入れることで、ものがかっちりとはまって見た目が整然とし、きちんと畳まないまま入れても、整った状態になるというメリットがあります。
一方で、仕切りがあるために引き出し内でのものの移動がむずかしいというデメリットもあります。
わが家の下着を例に挙げてみると、洗濯された下着は空いている場所に詰められていくため、仕切り部屋は常に満室状態で、前回どこから下着を取ったのかわからなくなってしまいます。
下着の数を調節して、仕切り部屋に余裕を持たせておくという方法も試しましたが、それでも先に洗濯していたものから先に出す、『先入れ先出し』にするのがむずかしく、下着の使用頻度に差が出てくるようになりました。
仕切り収納をやめたことで『先入れ先出し』が自然にできるように
この悶々とした悩みを打開すべく、チェストを新しくしたことを機に仕切り収納をやめてみました。
すると、引き出し内で下着が自由に動くという、仕切り収納をやめたことのデメリットが逆にメリットになり、先に洗濯したものから先に使う『先入れ先出し』が簡単にできるようになりました。
洗濯した下着は奥から入れて一番手前にある下着を使うようにすると、下着は洗濯のたびに手前に出てくるため、下着を均一にローテーションすることができ、取り出す際に悩む必要もなくなりました。
仕切りの代わりに『立てる収納』を導入
仕切りをなくしたことで、これまでの畳み方ではきれいに収納できなくなってしまったので、畳み方を少し変えて『立てる収納』を導入しました。
畳み方を変えるという手間は確かに発生しましたが、わが家ではその多少の手間よりも、仕切りをやめたことでのメリットのほうが大きく上回りました。
仕切らない収納のメリットにも目を向けてみよう!
これまで夫も、下着のローテーションをいろいろ考えながら取り出していたようですが、仕切りをやめてからは「これなら何も考えずに出せる」と、とても喜んでくれました。
仕切りがないことでものが自由に動いてしまうというデメリットについて少し視点を変えてみると、ものを自由自在に動かし循環させることができるというメリットに変わります。
流行りや見た目だけにとらわれてしまうのではなく、仕切らない収納のメリットにも目を向けながら、それぞれのご家庭に合った収納方法を見つけ出してみてくださいね。
・記事を書いたのは・・・みたこ
整理収納アドバイザー2級。
専業主婦、ときどきライター、常に3歳児のママ。お金をかけないインテリアと文章を書くことが大好きで、2年前に購入した建売住宅をいかに快適な場所に変えていくかを日々研究中。
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