野菜のプロが教える!ミニトマトはヘタ付きのまま保存しないのが正解!
2022/05/19
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
料理の付け合わせやお弁当の彩りにとても便利なミニトマト。買ってきたパックのまま野菜室で保存しているかたが多いのでは?
今回は、より鮮度がキープできる保存方法をご紹介します。
ヘタをつけたまま保存しない!
ミニトマトはヘタのまわりに雑菌がたまりやすく、そこから腐敗が進んでしまうことも。ヘタのところにカビが生えてしまったという経験があるかたもいるかもしれません。
買ってきたらまずヘタをとっておくことをおすすめします。
そして、ヘタの付け根や果実表面についている雑菌を水洗いしておくとさらに鮮度をキープしたまま保存が可能です。
詳しくは写真付きで解説しますので、参考にしてみてください。
【写真解説】ミニトマトの保存方法
(1) ミニトマトはヘタをとる。
(2) たっぷりの水で洗う。
(3) キッチンペーパーで表面の水分をふきとる。
(4) 保存容器にキッチンペーパーを敷き、ミニトマトをいれる。
(5) キッチンペーパーでふたをしてから、保存容器のふたをする。
(6) 冷蔵庫の野菜室で保存する。(2週間程度保存可能。)
水気をしっかりとるのもポイント
水分がのこってしまっていると、腐敗が進む原因となるためしっかりふきとるようにします。保存容器にもキッチンペーパーを敷いておくと、水分を吸収してくれるだけでなくクッションがわりにもなりますよ。
ミニトマトの量が多いときは、無理に詰め込まずに容器を分けるなどすることも大切です。
正しい保存方法で鮮度をキープしよう
ヘタをとって洗っておくだけで、保存性が高まるこの方法。洗ってあるので、必要な時に容器をあけてすぐに使えるというメリットも。ちょっと彩りがほしいときにとても助かります。
これから気温があがってくると、食べものの鮮度管理には特に気をつけたいですよね。
家庭菜園でミニトマトが大量に収穫できても、長く保存ができると最後までおいしく食べることができますよ。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ/管理栄養士。
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は2歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。
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