【旬食材】大根の皮は使わなきゃ損!皮だけでつくれるおすすめレシピ3選

2022/11/21

野菜ソムリエプロで管理栄養士、サンキュ!STYLEライターの小島香住です。

みなさんは、大根を調理するときに皮はどうしていますか?
むかずに調理しているかたもいるかもしれませんが、料理によってはむいた方が仕上がりがよい場合もありますよね。

むいた大根の皮は、立派な食材として使うことができるので、捨ててしまってはもったいない!
今回は、大根の皮を活用したレシピをご紹介します。

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活用レシピ1:ポリポリ漬け

箸休めにあると便利な浅漬け。ポリ袋に、皮と調味料を入れるだけの簡単レシピです。
食感のしっかりしている皮だけでつくるので、ポリポリした食感が楽しめます。

材料

・大根の皮   1/2本分(100g)
・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
・ポン酢    大さじ1
・ごま油    小さじ1
・輪切り唐辛子 お好みで

作りかた

(1) 大根の皮は拍子切りにする。
(2) ポリ袋に調味料をすべて入れかるく混ぜ合わせ、(1)を入れたら軽くもむ。
(3) 冷蔵庫で味が染みるまで1〜2時間置く。

活用レシピ2:具だくさん豚汁

具だくさんでお肉も野菜もまとめてとれる豚汁。いそがしいときや食欲のないときには1品でバランスも整うので、とても優秀でうれしいメニュー。
にんじんも皮はむかずにそのまま使います。

材料

・大根の皮 1/2本分
・にんじん 1/3本
・ごぼう  1本
・豚こま肉 120g
・だし汁  400ml
・油    大さじ1
・みそ   大さじ2
・青ねぎ  少量

作りかた

(1) ごぼうはささがき、にんじんと大根の皮は短冊切りにする。
(2) 鍋に油を熱し、野菜と豚肉を炒める。
(3) 豚肉の色が変わったら、だし汁を加え弱めの中火で10分ほど煮込む。
(4) 火を止めてみそを溶かす。
(5) 器に盛り、刻んだ青ねぎをのせる。

活用レシピ3:切り干し大根

切り干し大根を自分でつくるのはハードルが高そうに思われるかもしれませんが、こちらはレンジで水分を飛ばす作りかたです。
空気が乾燥してくるこれからの季節は、風が弱く晴天の日があれば外干しでつくることも可能ですよ。

できあがった切り干し大根は、煮ものやサラダなど、市販の切り干し大根同様に使うことができます。

材料

・大根の皮 1/2 本分

作りかた

(1) 大根を千切りにする。
(2) 平らなお皿にキッチンペーパーをしいた上に(1)を広げ、ラップなしで電子レンジ600Wで10分加熱する。
(3) 一度取り出して、キッチンペーパーを取り替えたら再度電子レンジ600Wで2分加熱する。
(4) ざるなどの上で冷ましながら乾燥させる。

皮を有効活用しやすくするためのポイントは?

大根の皮を料理に活用しやすくするためには、厚めにむくことがポイント。

ピーラーなどでうすくむいてしまうと、ペラペラになって端材感が出てしまいます。次の料理に使うための「食材」として扱って、包丁で厚めにむいておくのがおすすめです。

一度に多くむかないときには、保存袋などに入れておいて溜まってから使うこともできます。2〜3日で溜まらないときには、冷凍保存しておくとよいでしょう。

当たり前を見直して食品ロスを減らしてみよう

皮はむいて料理をするのが何となく当たり前の工程になってしまっているのは、大根に限ったことではありません。
皮のむきかたを工夫するだけで、捨てるものから、立派な食材に変えることができますよね。

食品の値上げラッシュが続くなか、少しでもムダなく食べきる意識を持つことは、家計の足しになるだけなく、食品廃棄問題の解決策としてもとても有効です。

まずは大根の皮から意識してみてはいかがでしょうか。

◆この記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 
野菜ソムリエプロ/管理栄養士
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は3歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

 
 

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