先日、主宰している料理教室でキムチをつくることになったという管理栄養士のゆかりさん。
大根を使ってつくるキムチのレシピを考えていたのですが、生のりんごが時季外れで高い!
何か代用できないかと考えた末、りんごジュースを使ってつくることに。
今回はそんなゆかりさんが、りんごジュースでつくる大根の即席漬けのレシピをご紹介します。
また、そこへ食材をちょい足ししてキムチ風にアレンジする方法にも触れているので、参考にしてみてくださいね!

一般的なキムチの材料とは?
韓国料理でおなじみのキムチ。
キムチといっても、食材や味付けなどの組み合わせで300種類以上もあるのだとか。
そのうち、日本でとくに食べられているのが、白菜、大根、きゅうりなどを辛く漬け込んだキムチです。
これらのどれを使ったとしても、基本的には塩を振って野菜の水分を減らす必要があります(保存性を高める&味を染み込ませるため)。
その後、にんにく、しょうが、塩辛、唐辛子、りんごなどを和えた「ヤンニョム」を塗りこみ、熟成させてつくるのが一般的。
りんごの代用は?
本場韓国では、白菜がとれる時期に一年分を仕込むことも。そのため、ちょうどその時期に旬を迎えるりんごがよく使われています。
りんご以外で梨や桃を使うなど、同じように甘味があるもので代用することもあるのだとか。
今回、筆者の場合はりんごも梨も桃も時季外れで高価、どうにかほかのものが使えないかと悩むことに……。
甘めでも構わなければ、砂糖やはちみつを加えてもいいのですが、それ以外で近い甘みのあるものを探してみると「りんごジュース」に思い当たったのです!
生のりんごが持つ酵素やポリフェノールもキムチのおいしさに影響を与えているといわれますが、それは期待できずとも甘味の加減でうまく使えると思い、代用してみることにしました。
りんごジュースを使った大根の即席漬けレシピ
大根の即席漬けからキムチへアレンジ可能なので、まずは即席漬けのレシピをご紹介します。
<材料/2人分>
・大根……100g
・大根の葉……1つまみ(あればでOK)
・塩……小さじ1/3(2g)
・しょうが……少々
・りんごジュース……小さじ2(10g)
・いりごま……2つまみ
<つくり方>
1.大根は皮をむいて1cmの角切りに、大根の葉は5mmの長さに刻む。
2.切った大根と葉に塩を振って混ぜ、30分置く。
3.水気を切り、手で握って軽く絞る(だいたい重さに対して15%くらい水分が減る)。
4.すりおろしたしょうが、りんごジュースと一緒に3を和える。
5.器に盛り、いりごまを散らす。
しょうがについては、スパイスコーナーに売られている粉末タイプを使ってもOK。お好みで量を加減してみてください。
和えてすぐ食べてもいいですが、混ぜながら少しなじませると甘さと塩気のバランスがよくなる気がします。
即席漬けをキムチ風にするには?
元々はキムチ風のレシピを考えていたのですが、子ども向けに辛さがないものをと考え、即席漬けもつくってみました。
ちなみに、大根は夏に採れるものや先端へ行くほど辛みが強くなる傾向があるので、必要に応じて砂糖を少々加えると◎。
先ほどの即席漬けに、つぎの材料を加えるとキムチ風に仕上がりますよ。
・すりおろしにんにく…1g
・はちみつ…0.5g(ほんの少々、なくてもOK)
・唐辛子…0.1g(鷹の爪使用の場合)
生のにんにくがなければチューブタイプを使用してください。
当初のレシピでは唐辛子の使用量が0.5gだったのですが、そうすると筆者には辛味が強かったので、キムチ風に楽しめる量で調整しています。物足りない人は、多めにどうぞ。
唐辛子0.1gは1~2つまみくらいが目安です。辛さが控えめの韓国唐辛子を使う場合は、3倍くらい多めでも大丈夫だと思います。
ここで紹介したレシピは、簡易的につくるために塩辛などのうま味が多い食材は省いています。お好みで塩辛を加えたり、刻み昆布、干しさくらえびなどを加えて、より本格的なおいしさに仕上げてみてくださいね!
■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。
編集/サンキュ!編集部