材料3つ【丸ごとオレンジゼリー】映える可愛い！混じり気のない自然の甘味が魅力のスイーツレシピ

すぐ作ってみたくなる簡単レシピをお伝えしている、料理研究家でサンキュ！STYLEライターの馬原香織です。

今回は、オレンジを丸ごと使って作るゼリーをご紹介します。
オレンジの皮を容器にしたゼリーは、可愛くてちょっぴり特別な感じがしませんか？オレンジの果汁を贅沢に使った優しい味わいのゼリーは、ちょっぴり手間はかかるけれど、混じり気のない自然の美味しさが味わえますよ。

我が家は、実家から一度にたくさんのとれたてオレンジが届くのですが、普通に食べるだけでは消費しきれないのでいろいろなレシピに活用しています。ほかの柑橘でも応用できるので、柑橘好きな方や、我が家のようにたくさん柑橘が取れる方もぜひ参考にしてくださーい！

丸ごとオレンジゼリーの材料

・オレンジ・・・2個
・はちみつ・・・大さじ1～2
・粉ゼラチン・・・5g

★はちみつの量は、オレンジの甘味によって調整してください。自宅でとれた少し酸っぱいオレンジには、はちみつ大さじ2くらい入れてもよさそうです。
途中で味見して好みの甘味にしてくださいね。

丸ごとオレンジゼリーの作り方

ゼラチンは大さじ2の水（分量外）に入れて、10分ほどおいてふやかします。
最初にこの作業をしておけば、オレンジの下処理をしている間にふやかせます。

オレンジの上の方をまっすぐ切ります。カップにするので、半分カットではなく、上1/4～1/5くらいのところで切ります。

中身を取り出します。包丁を入れてざっくり取り出し、スプーンや手で果肉をはがすように取ります。
写真のように、果肉を取り出すボウルの上で作業すると、出てくる果汁もキャッチできますよ。

この作業はちょっと大変かもしれないですが、頑張って綺麗に取り出してください。最後は手で、オレンジの繊維に沿ってはがすように取ると上手くいきます。

ざるでこして、果汁を取り出します。こすことで、なめらかな食感のゼリーができます。

最後はこんなふうに手で押すくらい、ギュッとしぼり切るとたくさん取れます。（我が家では、この作業はいつも息子がします！）

果汁は200mlが目安です。足りない場合は、水を加えて200mlにしてください。大きいオレンジの場合は、もっと取れるかもしれませんが、多少の前後は大丈夫です。

果汁を鍋に入れ、はちみつを入れて甘味を調整します。ここで酸っぱいままだと、ゼリーにしても酸っぱいままです。（当たり前ですが！）好みの甘味に調整してくださいね。

沸騰直前で火を止め、ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜます。
粗熱を取ります。早く冷やし固めたい場合は、氷水を鍋底にあててゼリー液がトロッとするまで冷やすと、短時間で固まりますよ。

粗熱が取れたら、オレンジの皮のカップに注いで冷蔵庫で冷やし固めます。

ふたも一緒に盛り付けると可愛いです。

ひと手間で映えるオレンジゼリーを作ろう

オレンジの皮をカップにしたゼリーは、ちょっぴり手間はかかるけれど、普通のゼリーよりも格段に映えるスイーツになります。
天然のオレンジ果汁だけで作る贅沢な味わいも魅力の一つ。オレンジジュースでももちろん作れるけれど、混じり気のないオレンジそのものの味が味わえるのもこのレシピの醍醐味です。

ぜひ作ってみてくださいね！

◆この記事を書いたのは・・・馬原香織（まはらかおり）
料理研究家。調理師＆食育インストラクター。小学生と中学生男子2人のママ。料理教室を主宰しつつ、料理ライターとして日々料理記事を執筆中。「家族が喜ぶ何度も使えるレシピ」をテーマに、みなさんの毎日の食卓を美味しく楽しく演出できるようお手伝いしたいと思っています。

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