日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信するハウスクリーニング士の坂田亜希さん教わる掃除のコツ。今回は、浴室の排水口掃除で手間をかけたくないときにおすすめな洗剤についてご紹介します。

こすらず撃退!排水口スッキリ
浴室の排水口は、少し掃除を怠ると、ヌメリがひどくなります。そのヌメリさえ放置していくと、カビも発生してきてしまいます。そこで、おすすめなのが、強力カビハイターの排水口スッキリです!使い方もとても簡単です。
1 粉をふりかける
最初に、排水口に溜まっている髪の毛や汚れはしっかりと取り除きましょう。汚れまで溶かしてくれるわけではありません。大前提に、汚れは先に取り除いてくださいね。その後、粉末をふりかけます。その際に、細かい粉が舞い上がりますので、マスクをしてください。満遍なく振りかければOKです。
2 ぬるま湯をゆっくりかける
粉をかけ終わったら、40℃くらいのぬるま湯を約200mlゆっくりとかけていきます。ここで気をつけたいのが、ぬるま湯を勢いよくかけてしまうと、そのまま粉が流れていきます。ぬるま湯はゆっくりとかけていきましょう。
3 泡がもこもこしてきたらふたをする
ぬるま湯をかけると、泡が発砲してきます。排水口のふたがある場合は、ふたもしましょう。ふたからはみ出るほど泡がもこもこと出てきますが、そのまま放置してOKです。
4 放置後に洗い流す
発砲したら、約30分程度放置します。その後、しっかりと洗い流して完了です。放置しすぎないように、放置時間は守りましょう。月に1回程度、定期的に使用することをおすすめします。
定期的な掃除を
どこの箇所の掃除にも言えることですが、定期的に掃除をすることで、キレイをキープしていきましょう。その際に、粉とぬるま湯をかけるだけで、もこもこと掃除してくれる便利なアイテムも活用していきましょう。カビ予防にもなりますので、ぜひ試してみてください。
※塩素系漂白剤と酸性の洗剤を混ぜると、塩素ガスが発生し死亡事故に繋がる可能性があります。絶対に酸性の洗剤と混ぜないでください。また、脱脂性があるので、素手で作業をすると手が荒れてしまう可能性があります。使用時にはゴム手袋をつけましょう。
※実際の掃除の際には、お使いの設備・機材の取扱い説明書などをご覧になったうえで実施してください。
■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部