「物を減らしたら家事がラクできる」ってどういうこと!?元汚部屋住人のシンプリストがその理由を解説!
2024/07/06
「物を捨てたら家事がラクになった!」ということをよく耳にしますが、物の少なさとラク家事の関連性がいまいち理解できないという人も中にはいるよう。
そこで今回は、1トン以上の物を捨てた元汚部屋住人、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんがその理由について解説していきます。
1.物に関連する家事が軽減するから
家事には数えきれないほどの種類がありますが、その中でも「物に関連する家事」も多くあります。一例は以下のとおり。
・持ち物の整理
・ストックの管理
・片づけ
・掃除
これらは、快適な生活を送る上で避けてはとおれない家事ですよね。頻度も高めです。
物が少なければ片づけも早く終わり、掃除をする余力も生まれます。このように連鎖する家事も多いため、流れ作業で一気に家事を終わらせることができるんです。
2.判断力を応用できるから
では、「物に関連する家事以外」は相変わらず非効率なままなのか?と問われれば答えは「ノー」です。関係のない家事でも効率的にできるようになり、結果家事の時短につながります。
それは、「整理で培った判断力を応用できるから」です。いるいらないだけでなく、置かれた状況に対してどうピンチを乗り越えられるか、などの判断もスピーディにできるようになります。
家事で不都合が起きたときにも迷わず判断することで、家事全体のスキルを底上げすることができるでしょう。
3.ムダな時間を省けて「家事貯金」ができるから
物を減らしてみると、意外と多くのムダな時間を費やしていたことがわかります。片づけなどわかりやすい家事以外にも、「物が見つからず探す時間」や「買い物で悩む時間」など。
物に関連するすべての「ムダな時間」を省けば自由に使える時間が増えることは当然のことです。先のことを考える余裕を持てるようになると、明日ややろうと思っていたことを前倒しして終わらせることもできます。
家事は精神的な部分も大きいので、「追われる家事」から「追う家事」に流れを変えることで、同じ家事でもラクに感じるようになるんです。
家事をラクにしたいなら物の見直しから始めてみて!
家事を今よりもラクにしたいのは全主婦の願いですが、どこから手をつけたらよいかわからないという人もいるでしょう。そんなときにはやはり、「物の見直し」から始めてみてください。
洗濯関連の家事をラクしたければ、クローゼットの見直しを。キッチンでの作業効率を上げたければ、冷蔵庫やキッチン用品の見直しをするといったように。
物が少なければお金もテクニックも不要で家事をラクにすることができるので、チャレンジしてみて損はありません。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部