調理方法によってシャキシャキになったり、ほくほくになったり、ねばねばになったり食感が楽しい山芋。おつまみにピッタリのレシピが多く、お家で居酒屋ごっこが出来ちゃいます。
人気の定番レシピから、調理方法別にたっぷりとご紹介します。さらに、山芋と長芋の違い、山芋の保存方法など山芋をおいしく食べるために知っておきたいことも併せてご紹介します。

【定番】山芋の人気おつまみレシピ5選
山芋を使った、定番のおつまみレシピを5つ、厳選してご紹介します。おうちで気軽に、居酒屋気分が楽しめます。
サクサクホクホク 山芋のフライ
じゃがいもの素揚げではなく、山芋の素揚げです。サクサクとホクホクの食感が楽しめる、おつまみの定番です。材料もシンプルなので、手軽に作れます。
カロリー:169kcal
調理時間目安:10分
山芋のモチモチ揚げ
山芋のモチモチ食感が味わえる、おつまみにピッタリのレシピです。青のりの香りがふわっと香り、海苔との相性も抜群、お酒が進みます。
カロリー:146kcal
調理時間目安:15分
和風山芋グラタン
外はカリカリ、中はふわふわの、口当たりの良い、和風山芋のグラタンレシピです。合いびき肉も入って、ボリュームたっぷり、人気のおつまみです。
カロリー:402kcal
調理時間目安:25分
長芋田楽
電子レンジで簡単に作れる田楽。甘い田楽とフライパンで焼いてホクホクになった山芋との相性は最高!横に添えるししとうもあるといいですね。居酒屋で食べられるような本格的でおいしいレシピです。
カロリー:153kcal
調理時間目安:15分
ふわふわ簡単基本のお好み焼き(豚玉) 長芋とキャベツたっぷり
お好み焼きは、山芋を加えることでふっくら、ふわふわに仕上がります。お好み焼き粉を使わないで、具だくさんのおいしいふわふわのお好み焼きが作れるレシピです。
カロリー:682kcal
調理時間目安:30分
【簡単】火を使わない生の山芋人気おつまみレシピ5選
火を使わずに、簡単に作れる山芋の人気おつまみを集めました。シャキシャキの山芋を色々な組み合わせで楽しめます。
シャキシャキ!山芋のだししょうゆ和え
生の山芋はしゃきしゃき!切って、調味料と和えるだけで簡単に作れるおつまみです。海苔がいいアクセントになるので忘れずに!
カロリー:76kcal
調理時間目安:10分
長芋の納豆和え
めん棒で叩いた山芋と納豆を組み合わせた、簡単、ヘルシーな一品です。カイワレ大根で緑をプラスして、ラー油を入れてピリ辛をプラスするのがポイントです。
カロリー:103kcal
調理時間目安:10分
サーモンブルスケッタ
山芋に組み合わせる材料を変えるだけで、洋風のおつまみになります!サーモンとレモン、アボカドに刻んだ山芋がアクセントになっています。
調理時間目安:15分
マグロのトロロがけ
粘り気のある山芋とマグロの組み合わせは定番の人気おつまみです。そこにうずらの卵を添えて、さらにおいしさアップ!ごはんにのせて丼にするのもいいですね。
カロリー:195kcal
調理時間目安:15分
卵豆腐のとろろがけ
卵豆腐に、千切りにした山芋と、ナメタケ、マヨネーズを混ぜて、和えます。簡単なのに、新しくて意外な組み合わせ。お酒が進む一品です。
カロリー:82kcal
調理時間目安:10分
【揚げ物】ビールに合う山芋人気おつまみレシピ6選
山芋を揚げて、がっつり系のビールに合うおつまみにしました。揚げることで、また山芋の食感が変わるのでぜひ作ってみてください。
山芋と明太子の磯辺揚げ
山芋をすりおろして、明太子と組み合わせます。もちもちの食感で、明太子の辛みがビールによく合います。
カロリー:57kcal
調理時間目安:15分
納豆フワフワ揚げ
納豆好きにはたまらない、外はサクサク、中はふわふわの納豆揚げレシピです。山芋が入っているのでふわふわ食感、れんこんのシャキシャキ食感がアクセントになっていて、おつまみにぴったりの味わいです。ごぼうや銀杏など季節の野菜に変えてアレンジも楽しめます。
カロリー:501kcal
調理時間目安:30分
モチモチ揚げ山芋
山芋はすりおろして揚げるとモチモチと、お餅のようになります。しょうががきいた出汁醤油につけて食べるとビールによく合うおつまみの完成です。
カロリー:111kcal
調理時間目安:15分
長芋の唐揚げ
皮のまま揚げる、山芋の唐揚げです。ビールに合うということは言うまでもありません。しょうが、しょうゆ、青のりの味付けでがっつりおかずにもなります。
カロリー:134kcal
調理時間目安:25分
長芋の青のり風味コロッケ
ジャガイモの代わりに山芋を使った、新しいコロッケです。山芋と青のりの相性がいいのでここでも青のりを加えていきます。ふつうのじゃがいもで作りよりもねっとりした食感に仕上がります。大根おろしを添えて、さっぱり和風アレンジです。おつまみだけでなく、メイン料理にもなりますね。
調理時間目安:30分
長芋とベーコンの春巻き
ベーコンと山芋を使った春巻きのレシピです。具材を炒めて巻いていく春巻きは時間と手間がかかりますが、具材をそのまま巻いていくので手軽に春巻きが作れます。大葉の風味とほくほくの山芋が特徴です。
カロリー:284kcal
調理時間目安:20分
【焼き物】山芋の人気おつまみレシピ5選
山芋を焼いて作る人気のおつまみレシピを集めました。お酒に合うのはもちろん、こどもたちにも人気のレシピが多いです。
豆腐のピザ風焼き
とろーりチーズととろーり山芋が味わえるチーズ焼きです。のど越しがよく、食べ応えはあるのに胃にも優しい一品です。オーブンレンジなど使用せず、フライパン調理でフライパンのまま食卓に出せば、洗い物も少なく済むのでいいですね。
カロリー:404kcal
調理時間目安:15分
チヂミ風山芋お焼き
山芋のすりおろしと、小麦粉、片栗粉を混ぜて、もっちり食べ応えのあるチヂミができあがります。エビやミニトマト、ニラなど具だくさんで、これにピッタリなタレも作ってしまいましょう。
カロリー:476kcal
調理時間目安:20分
焼きシイタケのトロロかけ
焼きシイタケと粘り気の強い山芋の意外な組み合わせですが、これが、よく合い、おつまみにピッタリ!スダチをかけて、さっぱり、ウズラの卵をかけて濃厚に。
カロリー:92kcal
調理時間目安:15分
豆腐のトロロ焼き
和風アレンジが多い山芋のレシピですがこちらはエスニック風にアレンジするレシピです。かつお節や出汁で味付けしますが、甘みと酸味が特徴のスイートチリソースがエスニック風に仕上げてくれます。山芋の和風アレンジに飽きてきたら、エスニックアレンジはどうですか。
カロリー:217kcal
調理時間目安:30分
ふわふわ卵焼き
ミニトマトやパプリカ、グリーンピースで彩り豊かなふわふわ卵焼きです。卵白と卵黄に分けるのは手間かもしれませんが、そのひと手間でふわふわの卵焼きに仕上がります。栄養もばっちり、山芋が苦手な子どもでも、卵焼きにすることで食べられてしまうかも!?
カロリー:102kcal
調理時間目安:30分
【炒め物】山芋の人気おつまみレシピ5選
火を通さなくても食べられる山芋なので、さっと炒めるだけでおいしいおつまみが一品完成します。
ささ身と山芋のユズコショウ炒め
鶏ささみと山芋が主役の炒め物レシピです。山芋はフライパンで焼くことで、ほくほく食感に代わります。ささみは電子レンジ調理で簡単に。ピリ辛柚子胡椒のおかげでお酒が進みますね。
カロリー:145kcal
調理時間目安:8分
長芋のツナカレー炒め
山芋とカレーの組み合わせは意外かもしれませんが、合うんです!さっぱりとした山芋にカレーのスパイスが効いて食欲をそそります。ツナも入っていてボリュームもあり、色々なお酒に合いそうです。
カロリー:226kcal
調理時間目安:20分
長芋のオイスター炒め
山芋は、電子レンジで火を通すことで炒める時間を短縮。ねっとりした山芋にバターとオイスターソースの味がよく絡みます。白いご飯も進む一品です。
カロリー:87kcal
調理時間目安:15分
絶品 長芋のベーコン炒め やみつきに!
山芋とベーコンの相性、抜群!オリーブオイルで1.2分間、さっと炒めるのがポイントです。おつまみだけでなく、お弁当のおかずにもおすすめです。
カロリー:131kcal
調理時間目安:15分
簡単人気エリンギのレシピ めんつゆバター炒め
エリンギの食感と、山芋の食感が楽しい炒め物のレシピです。エリンギの旨味がしっかり感じられ、味付けはめんつゆとバターを使ってとっても簡単。手軽で、リピしたくなる一品です。
カロリー:138kcal
調理時間目安:10分
【和え物】山芋の人気おつまみレシピ6選
切って和えるだけ、すりおろして和えるだけ、の簡単に作れて、人気のレシピを6つ集めました。
めかぶトロロ
山芋を叩いて、めかぶと梅と合わせます。さっぱりしていて、食べやすく、アツアツのごはんにのせて食べてもおいしいですよ。簡単に作れてヘルシーな一品です。
カロリー:58kcal
調理時間目安:5分
マグロアボカドの山かけ
マグロとアボカドと山芋の相性は抜群。練わさびが隠れたアクセントになっています。お酒が進みます。
カロリー:174kcal
調理時間目安:15分
長芋のタラコ和え
プチプチ食感のたらことさくさく山芋の相性抜群。お箸もお酒も進むおつまみです。お酢の酸味と、大葉がアクセントになっています。
シャキシャキ長芋
梅のふりかけ、またはゆかりを使って簡単に味付けが決まります。しゃきしゃきの生の山芋とマヨネーズのコクとごまの風味がやみつきの一品です。
カロリー:163kcal
調理時間目安:5分
長芋のキムチ和え
山芋を叩いて食感を残し、白菜キムチと合わせます。山芋のあっさりした味とキムチの辛さが良く合います。ごま油の香りとナッツが良いアクセントになっていて箸が止まりません。
カロリー:50kcal
調理時間目安:10分
きゅうりと山芋の簡単おかか和え
山芋ときゅうりを切って和えるだけの簡単おつまみレシピです。おかかと味ぽんでさっぱり、山芋ときゅうりの食感が楽しい一品です。
調理時間目安:5分
【サラダ】山芋の人気おつまみレシピ5選
長芋のジェノベーゼサラダ
山芋を使ったポテトサラダです。ジャガイモを使ったポテトサラダとは一味違う味わいです。山芋は電子レンジを使用して加熱し、市販のバジルソースを利用することで簡単においしいジェノベーゼサラダが出来上がります。
カロリー:145kcal
調理時間目安:10分
生で食べて美味しい!長芋サラダ
生の山芋がメインのサラダです。ハムやキュウリ、定番のサラダの材料に合わせました。ドレッシングも山芋に合うようにしょうがを隠し味に手作りします。
カロリー:117kcal
調理時間目安:15分
長芋のサラダ
山芋ときゅうりをサイコロ状にカットして、にんじんを加えて彩をプラス、大葉でアクセントをプラスしたサラダです。しゃきしゃき食感の野菜がたっぷりと食べられるレシピです。
カロリー:129kcal
調理時間目安:15分
チョップドサラダ
冷蔵庫に残っている野菜と、山芋を合わせて彩り豊かなサラダに。ドレッシングは、オリーブオイルをベースにアンチョビやニンニクを使ってイタリアン風にアレンジ。
カロリー:168kcal
調理時間目安:20分
漬けまぐろと長いもきゅうりの和えサラダ
さっと漬けたマグロと、シャキシャキの野菜を合わせます。切って和えるだけででき、マグロが入っていて食べ応えのあるサラダです。
カロリー:270kcal
調理時間目安:10分
【煮物】山芋の人気おつまみレシピ5選
意外に知られていない山芋の煮物レシピです。ゆでることで山芋はホクホクに仕上がります。下茹で不要なので、手軽に煮物が作れちゃいます。山芋はあっさりと味わいなのでいろいろな食材を合わせて楽しめます。
長芋の煮物
意外と知られていない山芋の煮物レシピです。わかめと油揚げの組み合わせで和風の煮物が完成です。旨味のある油揚げと磯の香りが感じられるわかめと合わせることであっさりとした山芋の風味を引き立ててくれます。
カロリー:194kcal
調理時間目安:20分
長芋と水菜のサッと煮
山芋と水煮を使った煮物です。山芋をしっかり煮ることでホクホクの食感に。サッと煮た水菜のシャキシャキ食感と、ゆずの香りが楽しめます。
カロリー:128kcal
調理時間目安:20分
山芋団子のスープ
片栗粉と山芋で作った団子は出汁がよくしみこみ、お餅のようにもちもち、満足感のある山芋団子スープができます。野菜はしめじやセリの代わりにニンジンやごぼうなど、好きな野菜に変えてもいいですね。
カロリー:117kcal
調理時間目安:15分
たっぷり野菜のトロロ汁
山芋をはじめ、野菜が主役のヘルシーなスープです。お肉がなくてもニンジンやオクラで彩りも鮮やかで食べ応えがあります。山芋をなじませながら加えるのが、全体にとろみをつけるポイントです。
カロリー:172kcal
調理時間目安:20分
豚肉と水菜のトロロポン酢鍋
豚肉や水菜を使ったいつもの鍋のつけダレをとろろたっぷりのつけダレにアレンジ。とろろポン酢ダレは、豚肉だけでなく牛肉、鶏肉、いろいろな野菜によく絡んでよりおいしく食べられます。
カロリー:487kcal
調理時間目安:30分
山芋を美味しく食べるために知っておくべきこと
ここまで、山芋のレシピをたっぷり紹介してきましたが、山芋の基本、疑問、おいしく食べるために知っておくべきことを、解説します。
長芋と山芋はどう違うのか?
よくある疑問、長芋と山芋って違うものなのか、同じじゃないの?レシピでも混在していますが、きちんと説明できる人は少ないかもしれません。
「山芋」は、特定の品種を指しているのではなく、「ヤマノイモ科」に属する芋の総称です。さらにヤマノイモ科は「ヤマノイモ種」「ナガイモ種」などに分かれています。よって長芋は山芋の一種で、数種類ある山芋のうちの一つということです。
「長芋」は山芋の中でも、水分量が多く、粘り気が少なく、淡泊な味わいなのが特徴です。
山芋は洗わないといけない?
次は、山芋の下処理についてです。山芋の皮についている汚れを落とそうとして洗ったときに、滑ってしまい、洗いづらい経験をしたことはありませんか。山芋は、水にぬらすと粘り気が強くなる、という特徴がありますので、なるべく水にぬらさないよう、水で濡らして固く絞ったキッチンペーパーで汚れをふき取るのがおすすめです。
皮をむく際も、直接山芋に触れないよう、キッチンペーパーに包んで持ち、ピーラーを使うといいですよ。
山芋は生で食べられる?
芋類では珍しく、生で食べられるのが山芋です。皮の下にアクはあるものの、えぐみはほとんどないのであく抜きする必要もなく、生で食べられます。生ですりおろすことで、特徴的な粘り気が出て、山芋のとろろは定番の食べ方ですね。
しかし生の山芋を調理をする際、食べた際に、口の周りや手がかゆくなった経験はありませんか。それは山芋に含まれる「シュウ酸カルシウム」が原因です。シュウ酸カルシウムは針のような形状で、それが肌に触れると痛みやかゆみを感じてしまう場合があります。アレルギーでなければ、冷やしたり、酢をいれた水で洗い流すと落ち着きます。
山芋の保存方法とは?
買ってきてすぐの山芋は、暗くて涼しい場所で保管するのがおすすめです。土がついている場合は土がついているまま、新聞紙でくるみ、保存袋などに入れて保存すれば約1か月の保存期間となります。
使いかけの山芋は、切り口をキッチンペーパーで覆い、輪ゴムで止めて保存袋に入れて冷蔵庫で保管します。カットした山芋は1週間を目安に使い切るようにしましょう。
冷凍保存も可能です。冷凍する際は、皮をむいて、すりおろしたものを、保存袋に、なるべく空気を抜いて、平らにして入れて冷凍庫で凍らせます。お酢を数滴混ぜておくと変色が防げます。1食分ずつ分けて保存袋に入れて冷凍すると、食べるときに便利です。
解凍する際は、袋のまま流水解凍か、冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍してください。
まとめ
生で食べるとシャキシャキ、すりおろすとトロトロ、加熱するとホクホク、モチモチ。調理方法を変えるだけでいろいろな食感や味わいが楽しめる山芋のおつまみレシピをたっぷりご紹介しました。おつまみだけでなくメイン料理にも副菜にもなる便利で栄養価の高い山芋です。
山芋の美味しく食べるコツも分かったところで、気になるレシピを作ってお家で居酒屋気分を味わってみてください。